この世で1番普通の恋-3

109-JN ページ9

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1日の余韻に浸り、

今頃何してるんだろうかなんてくだらない事を考えていたら鳴り響いた着信音。

[テテ]と書かれた表示に、呑気な声で答える





JN「なんだよ、今TVいいとこなんだけど」


TH {ヒョン！ どおしよう！！}





焦った声に混じる嗚咽、、泣いてるのか？

考えるより先に身体が玄関へと動く





JN「どうした！ 何があった？ 今どこ？」


TH {Aが、、}


JN「Aちゃんに何かあったのか？ 落ち着いて今居る場所を教えてくれ」





泣きながら説明するテテの声を頼りに見知らぬ住宅街を走る。
次は？どっちに行けばいい？

テテ、頼むから落ち着いて、、、、




見つけた！！！




点々と街灯が続く人気の無い道。

1つだけ消えている暗い道路にしゃがみこんだテテの背中が見える。





JN「テヒョン！！」





息を切らし近づく距離にボンヤリ見えていた景色が鮮明になっていく、





JN「おい！、、！？ テヒョン、、お前なんでそんな所でしゃがんで、、」


TH「ヒョン！！」





こちらを向いたテヒョンの腕の中に居たのは全身血だらけのAちゃん





私「ソク、、ジンさん？」


TH「A！？ 良かった！ 目を覚ましてくれた、、」


私「お母さんは！？」





よく見ればテヒョンも怪我をしてる、、

一体、、何が？？

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