「BTS学園」第1話-1 ページ35
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学校終わりのバイト帰り 月明かりが照らすだけの 薄暗い道を1人トボトボ歩く
A「今日は綺麗な満月だな、、」
ふと見上げた夜の空に 綺麗な満月がきらめいて 揺れた、、、、ドンっ！
A「すいません！！」
ちゃんと前を見て歩いていなかった所為で誰かにぶつかってしまった
JM「うわ！ ちょっとなんだよー」
JH「10秒以内にバカになるかも」
TH「、、ろーく、しーち、はーち、」
JH「なるわけないじゃん」
A「、、失礼しまーす」
何か、話し込んでるようなのでそのまま横を通り過ぎようとした所を捕まる
TH「逃げる気？ 責任取って？？」
JM「ぶつかった所為で溢れた」
A「え！ それはすいません」
JH「この人に責任取れる気がしない」
TH「確かにビンボーそうだね」
なんだこの人達は、新手の当たり屋？
A「あの？ 急いでるんで、、」
TH「ジミンが死んじゃってもいい」
A「シャツが濡れたくらいで？」
JM「これコーヒーなんだけど」
JH「よし！ 責任取らせよう！ 」
絶対にヤバイ人達だ！ 今のうちに逃げよう！！
そーっと、後ずさり いっきに走り抜ける
呼吸が続くまで走って走って ボロアパートに辿り着く
A「、、もう、大丈夫だな、、」
息を切らしながら、周囲を確認するけど人の気配は感じない
A「はぁ、、よかった」
鍵を開け、薄暗い室内に声をかける
A「ただいまー、、」
もちろん、返事が返ってくることはない
元々母子家庭だったけど、3年前に母親を亡くしてから 1人暮らし
高校入学は諦めていたのに、近所の私立高校にまさかの特待生として入学出来た時は 驚いた
A「別に頭も普通だしな、、」
まぁ、それでも生活費はいるので 日々学校とバイトの繰り返しで過ごしてる
今日もバイトで疲れきった体をなんとか動かしお風呂に入って眠りについた
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作者名：新人さん
| 作成日時：2016年6月12日 16時
