第8話 ページ9
ローに腰に手を回されながらシャボンディ諸島を歩く
見慣れない景色が多く私はとても興奮しきっていた
2時間ほど買い出しをしてシューマンオーディションが1番GRであると聞き
興味本位で行ってみることにした
貴｢ローごめん…
御手洗行ってきてもいい？｣
ロー｢あぁ、席について待ってる
まだ始まらないと思うからゆっくりで大丈夫だ｣
貴｢ありがとう｣
シャボンディ諸島に来てずっとローとくっついていたため離れるのは少し寂しい気がするが離れた
お化粧直しをしたりしてトイレを出た時
後ろに誰かがいた気配がした
とっさに太もものガターベルトに指している短剣を抜こうとしたが腕を捕まれ口を塞がれ目隠しをされた
貴｢んっ！ん〜｣
叫びにならない声をあげる
｢おっと…静かにしてくれよ
まさか心理掌握のAが1人でいるなんてラッキーだな
発動条件がわからねーから動けないようにさせてもらうぜ｣
貴(くそ…
やっぱ1人になるべきじゃなかった…
やばい…意識失う…タオルに何か染み込ませて…る…)
ガタン
音を立てAは倒れた
そしてAを襲った男達は会場の裏へと連れていく
目を覚ましたのは約1時間後だった
手首に手錠がかけられ
色んな人が入った牢屋に横たわっていた
貴(くそ…服が破けてんじゃん)
Aのスーツは胸元が開けられ所々破けていた
リンチでもされたかと思うほどだった
貴(首輪も手錠も海楼石でできてる…
外せれば簡単に出れるけど難しそう…)
｢目覚ましたか
次はお前の番
頼むから儲けになってくれよ｣
男2人組に引っ張られ表の方に連れ出される
貴(やばい…
このまま出たらローにバレちゃう怒られるわ)
司会｢お次は本日の目玉商品の1つ
掛けられてる懸賞金額は6億ベリー
美しい美貌と人の心を操れる
心理掌握 メーア・A！｣
Aが現れた途端会場が湧き上がる
次々と高価な値段がつけられる
貴(やばい…ローの顔が見れない…
どうすればいい…)
続く (更新停止中)
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作者名：まよい | 作成日時：2022年12月17日 0時
