離れるためには【ONEPIECE】 (ページ7)

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第6話ページ7

それからAは正式にハートの海賊団のクルーとして入ることになった

船長で船医のローの補助役として過ごした

また、能力を使い戦闘時においても裏方でサポートした

ドフラミンゴの元にいた時より楽な仕事であり

好きな人の元にいられる

Aの精神は安定していた

直接戦闘には加担しなかったが

ハートの海賊団に入ったことと

相変わらずにその能力は世界政府から恐れられ

シャボンディ諸島を目前にAの懸賞金額は

6億ベリー

ただ他の手配書と違うのは

“ONLY ALIVE”

というところだ

世界政府は彼女の能力を欲していた

ドキドキの実は

超人系に分類されており

貴重種とは言えないが

精神操作の能力者は過去に無い例であったため

また有効的に使うことにより

強力な力となることから

手に入れようと必死になっていた

最近では他の海賊からも狙われることが多くなった

ローは自分の女が他のやつに狙われている状況が気に入らなかった

ロー(他の男の視界に入れさせるのも気に入らねぇ

Aの能力がここまで世界的に狙われると思わなかった…

戦闘時により確実な勝利に導いてくれるのがAの能力だったことから使っていたが

こうなってくるとAには能力を使わすわけにはいかねぇ

Aは俺の隣にいてくれさえすればいいんだ)

貴｢どうしたの、ロー

怖い顔してるよ

もうすぐでシャボンディ諸島だよ！

噂だと沢山のルーキーが集まるらしいよ

楽しみだね！｣

Aは明るくなった

最初は控え目な性格であったが

ハートの海賊団のクルーと仲良くなり

皆と話すようになってからよく笑うようになった

嬉しいことだが自分のクルーと話していることさえも最近では気に入らなくなってきた

自分以外と話している

自分以外に笑っている

全てが気に入らないのだ

ロー｢あぁ…

…A｣

貴｢なぁに？｣

ロー｢俺から離れるなよ｣

貴｢えっ！な、なに、

離れるわけないじゃん｣

Aは好きな男に離れるなと言われ照れていた

だがローの発言は

強い独占欲からであった

そしてシャボンディ諸島でAとローの関係は

大きく動くこととなる