第1話 ページ2
ここはハートの海賊団の船内
船長はトラファルガー・ロー
オペオペの実の能力者であり医者としての腕もある
そんな彼が今手当している女
とても愛くるしい見た目の可愛らしい女だ
ロー｢痛くないか｣
男が優しく声をかけたのにもかかわらず少女は無視をする
掴まれた痕がついた所々青くなっている腕
首にも同様青い痕がある
服で見えないところにはたくさんの赤い痕
その痕を1つ1つ確かめるように男は触れていく
貴｢ｸﾞｽｯ
もう触らないで
手当なんてしないで
優しくしないでｯ｣
少女は泣いているのだ
その涙の理由は身体にあるたくさんの痕をつけた男のせい
トラファルガー・ローのせいである
ロー｢悪い…
コントロールが効かねぇんだ
Aが好きなだけなんだ｣
男は愛おしそうに女を見つめる
優しく手を頬に滑らせ両手でつつむ
そして顔を近づけ優しく口づけをする
貴｢やめてよ…
これ以上私を溺れさせないで…｣
ロー｢…溺れてんのは俺だ｣
男は女を好きという感情からコントロールが効かなくなり溺れている
女は男に対する同情により溺れている
貴｢能力さえ使えれば
ここから簡単に抜け出せるのに…｣
女は小さな声で呟いた
女はドキドキの実の能力者
人の心
精神を操作できる能力だ
そうこの能力を使えば男の精神を操ることができる
ロー｢…今なんて言った？｣
男は怒りの表情を見せる
ロー｢この期に及んでまだ俺の元から逃げたいとでもいうのかよ
逃がすわけねーだろ
Aのその能力も
Aの心も
(能力)の身体も全部俺のものだろ？｣
男は女の腕を掴む
爪がくい込み真っ白な腕から血が出ている
女は血が出ている腕の痛みより
男の表情に怯える
逃がさないという獣のような瞳
あぁ、もう逃げられない
一生このままなのかと
希望が失われる気がするからだ
貴(お願い…
誰か彼を変えてあげて)
Aは毎日願うのだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まよい | 作成日時：2022年12月17日 0時
