第1話 ページ2
烏野高校に入学して2ヶ月が過ぎた頃
影山｢おい、今日こそ部活行くぞ｣
貴｢…影山君
毎日毎日ウザイよ？
僕はバレー部には入らないって言ったじゃん
帰宅部エンジョイ中なの〜｣
影山｢お前がバレーをしない理由がわからねぇ
そんな才能あるのになんでしないんだよ｣
貴｢…飽きたからって言ってんじゃん
本当だよ？僕とっても飽き性なの
バレーはもう飽きた
沢山の人から色々言われて…
僕干渉されるのも嫌い
だからバレーはやらない
普通に過ごしたいの高校3年間くらい｣
僕は基本何をやっても平均以上
いや、天才並にできた。
バレーも例外ではなく
中1の頃やり始めてから数ヶ月で中3の先輩の実力は余裕で越した
先輩達は僕の才能に嫉妬した
飽き性ということにプラスして先輩からのいじめがあったら普通即行でバレーなんてやめてる
いや、僕だったらやめる
それでも3年間続けた理由は同学年の人達のお陰だ。
彼らは僕の才能を羨みはしたが
それよりも
僕にトスをあげさせることに皆が関心を持っていた。
お前のトスは最高だ
俺達の為にトスをあげていてくれよ
先輩がどう言おうと俺達はお前の味方だ
お前の存在が俺達を纏めてるんだよ
お前は俺達の最高のセッターだ
毎日僕のことを励ましてくれた
必要としてくれた
そんな彼らに対し僕は
彼等の為に僕はセッターとしてバレーを続けようと
…だから今
彼らがいないのに自分がバレーを続ける意味なんてあるのか？
いや、無いんだ
貴｢…だから僕はバレーはやらない…｣
影山｢…別に一緒のチームメイトになろうなんて言ってねーよ
俺はセッターだ
全中の決勝をテレビで観た時
お前のセットアップを観た時
俺はお前をすげーと思った
俺が今まで見た中でダントツ
いや、ダントツなんてもんじゃねーんだよ
そんなセットアップを生で
近くで見れたらどんな気持ちになるのか
どれくらいすげーのか
知りてーんだよ
俺は御縁Aを尊敬してんだ｣
貴｢尊敬ねぇ…｣
もちろん初めて言われたわけではない
現役だった頃沢山言われてきた
凄い
天才
尊敬
沢山の褒め言葉を言われてきた。
でも…
貴｢影山君…
君の熱意が今やっっと僕の心に届きました
だからさ
とりあえず今日の放課後
僕に君のセットアップを見せてよ？｣
影山｢ｯ！
ウッス！｣
ここまで純粋に褒めてくれるのって悪くないなって
あとさ…
次は育てるのもいいかなぁって…
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たいぞー(プロフ) - 面白くて毎回読んでいます！次の更新楽しみにしてます！！ (2019年2月20日 16時) (
レス) id: 934634457f (このIDを非表示/違反報告)
まよい(プロフ) - ほたるさん» 初めまして、コメントありがとうございます！光栄なお言葉ありがとうございます。また、ご指摘もありがとうございます。引き続き頑張らせていただきますのでよろしくお願いいたします！ (2019年2月13日 0時) (レス) id: 5897c4b1fa (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 面白くて気に入ってます。大変だと思いますが頑張ってください！それと、前回の話の黒尾さんの最後の台詞のところはポジティブではなくポジションだと思います。 (2019年1月20日 0時) (レス) id: 81c521b602 (このIDを非表示/違反報告)
まよい(プロフ) - 琳さん» 初めまして、コメントありがとうございます…！なんて嬉しいお言葉を…マイペース最新となりますが引き続き頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2018年12月19日 0時) (レス) id: 5897c4b1fa (このIDを非表示/違反報告)
琳 - 初めまして。更新の再開嬉しく思います。18話がメチャ好きです。さぁ一年前…という所が特に！その光景が目に浮かびます。ゾワっとしちゃいます（笑） (2018年12月15日 10時) (レス) id: 649605e2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まよい | 作成日時：2018年7月29日 23時
