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ジメジメした梅雨も過ぎ、初夏の日差しが降り注いでいた




『あっついなぁ…………』



日差しが眩しく少し湿気が混じって蒸している



現在7月、猛暑日である。




先月までシンガポールで色々準備していたが久々に日本に帰ってくると

暑さでやられそうになっている。夏バテしそうだ、、、






そして未だに私は警察学校組のキャラに会えてすらいない。




Aの好きないちご味の棒付きキャンディを口に加えながら歩いているとある公園が目に入った






『……噴水?』





あれ、浴びたらめっちゃ涼しそうだな、

茂みの向こうから水が不規則的に勢いよく出ているのが見える




Aは公園に入り水の出どころまで向かう

近くに行くに連れ、出どころの正体は水道が壊れていることと小さな影が2つあるのが見えた







「泣くなよ!」




「だって、新一が大丈夫だって言うから……」








拝啓、お父様お母様


私は今日、死ぬかもしれません。





私が会いたいのはキミたちじゃないんだよなぁ〜〜〜〜。。。





くるりと体を回れ右して来た道を戻ろうとする


触らぬ神に祟りなし、だ。






しかし、グスッと少女の泣き声が聞こえピタリと歩みを止める






あぁ〜〜〜クソっめんどくせぇなぁ










『ちょっとお嬢ちゃん、このアメちゃん持っててくれる?』




私は目に涙をためている蘭に棒付きキャンディを預け少年(死神)に近づく








私は少年と一緒に手で水が出るのを防ごうと抑えたがそれが叶うわけもなく自身が水浸しになっていく





この状況をどうしようかと考えてたら後ろから声が聞こえた。








「おい、ボウズ。自分の女泣かせてんじゃねーよ」






この声は………私がずっと聞きたかった彼の声、




視界は濡れてボヤけるからハッキリしない…


すると素肌に温かいぬくもりを感じた





「ちょっと、ごめんね」



肩に触れたのが彼の手だと理解するには時間はかからなかった








彼は反対側の手には野球ボールを持っていて、その野球ボールを壊れた水道管に栓としてはめて
Aが苦労して止めてた水圧をいとも簡単に止めたのだ

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ツバキ(プロフ) - うわ〜!!!!最高です!!応援してます!!更新頑張ってください!!! (4月9日 9時) (レス) @page31 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
らんしゃむ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (3月31日 13時) (レス) id: 03fdc2a2a5 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - あゆなさん» あゆなさん!コメントありがとうございます😭💖そう言ってもらえてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります✊💞 (3月9日 12時) (レス) @page31 id: 1ae8aefe55 (このIDを非表示/違反報告)
あゆな(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませて貰ってます!素敵な小説をありがとうございます✨ (3月9日 10時) (レス) id: adeb6205d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ(プロフ) - すとろべりーさん» はい!あのすとろべりーさんのボードに返事送りましたのでボード通知来てると思います!ボード返事待ってますね。すとろべりーさん☺️ (3月6日 15時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すとろべりー | 作成日時:2024年3月6日 15時

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