殺し屋にはなりたくないので救済します【名探偵コナン】

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『所長どしたの？悪いけどスムージー作りはお断りだよ』






「オイA！！おめぇそれどころじゃねぇぞ！！」






『だからなに？なんでそんな興奮してんの』







「完成したんだよ！！」







『………え、？ほんと？』







「あぁ！！どう考えても今までとは違う反応が出てる！！」









私はバッと駆け寄り実験台を覗き込む














『………これが？』







「あぁ、まぁ飲んでみねぇと実験が成功したかは分からんがな

　本当に ＿＿＿＿ 出来るかも分からん、もしかしたら後遺症が残る可能性もある」








『……………』












「オイ、A？さっきから黙ってどうした？」







『…………よ』







「なんだって？」















『さいっっっっこうだよっ！！所長！！！！！！！！

　まさか本当に完成するなんて！！これがあれば助けられる！！』







「ん？まぁそれなら良かったが、、、」








『所長は天才だよ！！世界一の研究者だ！！』







「そ、そうか？」









そう言ってボサボサの頭をポリポリと掻く所長



普段褒められ慣れていないのだろうか











『本当にありがとう！！

　これ！！振り込んでおいたから！！』







すると私のスマホの画面を見た所長が目をまんまるにする








「はぁ？なんだこりゃ」







『お金だよ！！ありがとうの気持ちを込めて！！

　これからも何かしら頼む可能性があるからね！！

　今後ともご贔屓に！！』






そう言うと「こりゃ何が何でも多すぎるだろ、、0の数間違えてんぞ」と所長が一言








『これは受け取って！！

　これからの研究費に役立てて！！

　私はそれぐらい所長の研究を評価してるんだよ！！』







そう言って所長を丸め込む



















あぁ、最高だ




準備が整った。




ここまで本当に長かった。




これで、やっと彼を助け出す準備が出来た。











あとは、11月7日が来るのを待つだけだ＿＿＿＿＿＿

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