殺し屋にはなりたくないので救済します【名探偵コナン】

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目が覚めるとそこは見覚えのある場所だった



………ラボ？











「目が覚めたか？」






『所長、？………うぅ、頭いたい、

　私、昨日どうやって帰ってきた？』






「お前覚えてねぇのか？

　サングラスかけた黒髪天パの男に送ってもらってたじゃねぇか」








そこまで言われてハッと昨日のことを思い出す








そういえば、昨日、、



勢いでお酒飲んで、、、、それで、、、





そこまで思い出して自分の唇に触れる



あのときのことを思い出すとブワッと顔が赤くなる














「Aねーちゃん、キスしたの？」






バッと振り返るとシンがこちらをじっと見つめている







『シンッ！！勝手に心読むなってば！！』







今の私はきっと顔が真っ赤だろう




すると所長がニマニマしながらこちらに視線を向ける









「ほぉ〜Aお前、あの男とデキてんのか」






『だからッ！違うってば！！あれは不可抗力と言うかなんというか……』










ほんとにこの所長腹立つなぁ、、、



















まぁとりあえずこの話は置いといて！！



さて、じゃあここで「ラボ」について説明しよう







私が今いる場所は政府非公認の科学研究施設『ラボ』！







そしてここの所長は朝倉、と呼ばれるこの男




そこでニヤニヤしながらタバコを吸っているやつれた男だ



こんなんだが「人の思考を読むことが出来る」薬を作ったかなりすごい人











その薬を間違えて飲んだのがシン、と呼ばれる男の子











『シン〜〜、さっきからなんでそんな態度なのさ〜』







「べつに、」







「馬鹿お前！！シンはオメェとデキてる男に嫉妬してんだよっ！

　だってこいつお前の事、、「あああぁぁぁぁぁ！！おっさんうるせぇ！！」














ギャーギャーと騒ぐ二人を無視してスマホを取り出す











メールには






【松田陣平から一件のメールが届いています】






と一文。


















恋人でもないのに、キス、、しちゃった、、、





頭によぎるのは月明かりに照らされた陣平くんの横顔












『………あの色気は反則でしょ…』








Aは未だに熱が下がらない顔を触ってポツリと呟いた

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