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あまりにも突然すぎる出来事だった





一瞬夢かと思ったが、唇から伝わる彼の温もりと、苦い煙草の味がこれは現実だと教える





少しすると彼の唇が離れていく









「ハッ、まだまだお子ちゃまだな」








そう言われ、現実に引き戻される



















先に言っておく





これは私のせいじゃない





お酒のせいなのだ












「帰んぞ」と言い喫煙所を離れようとする陣平くんに近づく



















もう一度だけ、言っておく





これは断じて私のせいじゃない





久々に飲んだお酒のせいなのだ














陣平くんの袖を引っ張りこちらへと向ける









『………そんなんじゃ、足りないから』








彼が「は?」と口から声を漏らすよりも前に遮ったのは私の唇






私も陣平くんになにかしてやらないと気がすまない








陣平くんの胸ぐらを掴んで唇を重ねた。


こちとらそれなりに経験はあるんだよ?





陣平くんの目が見開かれ、してやったり。









眼前には彼の瞳




今まで見たこともない色っぽい瞳で、私はつい目を瞑ってしまう






このぐらいにしておいてやるか、と思い唇を離そうとする











すると酸素を求め唇を少し開いた隙に、彼の舌が入ってきて、思わず彼にしがみつく








『ッんぐ?!んぅぅ〜ッ、!』








彼の舌が私の口内を犯すたび、自分も知らなかった内臓を暴かれている気がして、

羞恥でどうにかなりそうだった








離そうとした口は陣平くんの腕により後ろから頭を押さえつけられ

ピッタリくっついたまま離れない。











どうしよう、腰抜けそう………







もう限界___そう思った瞬間、彼の唇はゆっくり離れていく




銀の糸が私と陣平くんを繋ぐ。









『はぁっ……はぁっ……、、』








「……満足したかよ」








身体中が熱くて堪らない





あれ……キスってこんな感じだっけ





こんなにも気持ち良くて、可笑しくなっちゃうものだったっけ、?___












まだ口の中には苦いタバコの味が残っている




陣平くんの方へと顔を向けようとしたが視界がぐるんっと回った









陣平くんの声が耳元で聞こえる





あー久々のお酒、美味しかったな、なんて思いながら私は意識を手放した

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ツバキ(プロフ) - うわ〜!!!!最高です!!応援してます!!更新頑張ってください!!! (4月9日 9時) (レス) @page31 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
らんしゃむ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (3月31日 13時) (レス) id: 03fdc2a2a5 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - あゆなさん» あゆなさん!コメントありがとうございます😭💖そう言ってもらえてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります✊💞 (3月9日 12時) (レス) @page31 id: 1ae8aefe55 (このIDを非表示/違反報告)
あゆな(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませて貰ってます!素敵な小説をありがとうございます✨ (3月9日 10時) (レス) id: adeb6205d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ(プロフ) - すとろべりーさん» はい!あのすとろべりーさんのボードに返事送りましたのでボード通知来てると思います!ボード返事待ってますね。すとろべりーさん☺️ (3月6日 15時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すとろべりー | 作成日時:2024年3月6日 15時

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