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その日は珍しく父も母も2人とも揃ってお祝いして寝たはずだった。
夜、1階からものすごい物音が聞こえて起きてみたら真っ赤に染まっていた。
あか、赤、紅、アカ
視界が全て赤く染っていて、それが血だと気づいたのは見知った人が赤を身にまとっていたから。
なんで、パパは赤い血を垂れ流して倒れているの？
なんで、ママは赤い血を垂れ流しながらソファに座っているの？
なんで、なんで、なんで
「写真もあったが.....そうか、子供が居たんだな」
聞こえたのは、見知らぬ声
その声に振り返れば真っ赤に染まった体
そうか、こいつがやったんだ
「あー、こいつらの子供に生まれた事を恨むんだな」
なら、私が殺しても問題ないよね
そんな考えが頭によぎったその時だった
ナイフを手に握った次の瞬間には誰かの手によって視界が遮られていて
そこで意識が途切れた
ーーーーーーーーーーーーーー
次に目が覚めた時、そこはJCCの病院内だった
目の前の大人たちから告げられる残酷な事実に耳をふさぎたかったけど
涙をこらえながら話を聞いていた
「貴方があの子達の遺した大切な宝物なのね、」
ふと聞こえた声に顔を上げると、そこには女の人が立っていた
「佐藤田悦子」という名札を首からかけている女性
確か、この人はかつてORDERにスカウトされたこともある合気道の達人だったはず、
『母と父を知っているんですか、？』
『、、えぇ、私はあの子達の先生をしてたのよ』
驚いた、坂本や南雲たちのJCC時代の恩師だったのは知っていたけれど
まさか父と母の恩師にあたる人になるとは
「貴方はこれからどうしたいの？」
その質問に対して私は少し黙り込んでしまった
正直、私は自分が何をしたいのか分からない
すると、そんな私の様子を汲み取ってか佐藤田悦子が口を開いた
「自由に生きて幸せに暮らしてほしい、それがあの子達が生前遺した言葉よ」
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ツバキ(プロフ) - うわ〜！！！！最高です！！応援してます！！更新頑張ってください！！！ (4月9日 9時) (
レス) @page31 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
らんしゃむ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (3月31日 13時) (レス) id: 03fdc2a2a5 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - あゆなさん» あゆなさん！コメントありがとうございます😭💖そう言ってもらえてとっても嬉しいです！！これからも更新頑張ります✊💞 (3月9日 12時) (レス) @page31 id: 1ae8aefe55 (このIDを非表示/違反報告)
あゆな(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませて貰ってます！素敵な小説をありがとうございます✨ (3月9日 10時) (レス) id: adeb6205d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ(プロフ) - すとろべりーさん» はい！あのすとろべりーさんのボードに返事送りましたのでボード通知来てると思います！ボード返事待ってますね。すとろべりーさん☺️ (3月6日 15時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すとろべりー | 作成日時：2024年3月6日 15時
