21_蒼い思い出 ページ25
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ふと、子供の頃の思い出が蘇る
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『幼稚園にいきたくないっ！！みんなにからかわれるの
胸の傷が怖いって、無個性だから、遊びたくないって言われた！！』
「A、よく聞きなさい。その傷は特別なものだ」
『嘘つき！！胸に穴が開いてるからおばけだって言われた』
「A…」
「じゃあAに特別に見せてあげよう。ほら見てごらん」
『あれっ？パパと同じだ…』
「ジャーン！ママにもあるわよ〜！」
『ふたりとも私とおそろいだ！！』
「そうだよ、パパとママの娘だという証拠なんだ
他の子達にはないだろう？」
『本当に？』
「本当よ、Aは特別な子だから。
神様が私たち家族にだけ目印をくれたの」
『〜〜〜っ！！わたしは特別なのね！！』
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今思い返せば分かる
あれは嘘だった、幼少期5回もの心臓の手術をして残っただけのただの傷
でも、私のこの傷がパパとママの娘だという証拠なのだ
たとえ……血が繋がっていなくても。
・・・
病室を出て家に帰ろうとすると後ろから声をかけられた
「歌音……？？」
『え、っと……轟、くんだっけ？ごめん名前うろ覚えで…』
「あぁ、轟だ、轟焦凍。」
『轟焦凍くん、、、歌音じゃなくてAでいいよ』
「そうか、A…お前も見舞いか？」
『うん、そうお見舞い！
……ってお前"も"ってことは轟くんも、？』
「あぁ、そうだ。母さんの見舞いに来た」
その後、私は轟くんの壮絶な過去を聞いた
何か、引っかかる……
話を聞いている時、轟くんの左目を見るとその目に私は何故か見覚えがあった
どこだろう、どこかで、、、
その青い瞳を見たことがある気がする……
そのモヤモヤを胸に抱えながら私は轟くんに向き直す
『わたしたち、似た者同士だね………、』
「、？？？」
『引き止めちゃってごめん！！もう行くね！！』
そう言って私は轟くんから離れた
個性婚で生まれたが故、母親の精神を壊してしまった彼
そんな彼に私は、少なからず同情してしまった…
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タピオカ - めちゃくちゃ面白かったです。ガチでこの話気に入りました!!!しかも…衣装がツイステ寮全員見られて大満足です✨他の衣装もめちゃくちゃ可愛いすぎます…!!!!!! (4月29日 8時) (
レス) @page22 id: 5115f02247 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ(プロフ) - すとろべりーさん» はい！再開するのを楽しみにしてます！というかワクワクし過ぎて待ちきれません！たのしみすぎる🫶 (3月6日 16時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - あやなみさん» こちらの作品にまでコメントありがとうございます😭💓 そろそろ更新再開するので楽しみに待っていただけると嬉しいです♡ (3月6日 15時) (レス) id: 1ae8aefe55 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ(プロフ) - すとろべりーさん» こっちの作品も最高に面白いです！これからも更新応援してます☺️🫶 (3月6日 15時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー(プロフ) - 凛さん» わーーー！！コメントありがとうございます！！そのコメントに救われます🗯💞 これからも気長に読んでってください〜！ (12月20日 23時) (レス) @page50 id: 22480c5b12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すとろべりー | 作成日時：2023年11月4日 0時
