第３話 ページ4
｢すみません！！医療従事者のものです！火災の起きた現場で負傷者はいますか！？｣
従｢地下２階は先週から封鎖されているので誰もいませんが、ビアガーデンの方は料理の仕込みをしていた人達２０人程がいます！一般のお客様はまだビアガーデンの解放時間にはなっていないので入れてないです！｣
それと、ビアガーデンに設置されている電話が繋がらないので負傷者はわかっていません！
と、従業員の方は教えてくれた。
｢分かりました、すぐに警察と消防、病院の方に連絡をお願いします。仕込み中となると多くの負傷者が出ていると思われます。負傷者を２階まで運びたいのですが手の空いている従業員はいますか？｣
従｢先に６名がビアガーデンの方に向かっています！｣
｢分かりました。２階を緊急処置室にしたいのですがここには救急セットや担架はありますか？｣
従｢救急セット、担架、各階に常備されています。担架は先程上に上がった人達に各階で持って上に上がる様指示しました｣
｢分かりました、ありがとうございます。救急セットは悪いのですが地下１階からこ２階の物まででいいのでここに置いていてくれませんか？ここより上の物は私が持ってきます！｣
ちょうど私達がいるのがソファが沢山並んでいる休憩スペースだ。ここなら重傷者を寝かせる事ができる。
従｢お願いします！救急セットは階段右のAEDの隣の扉の中に入っています！｣
それだけいうと従業員の人は下の階へと降りていった。
｢...とにかく、急いで行かなきゃ！！！！｣
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作者名：ムゥ | 作成日時：2023年11月18日 20時
