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知ってる ページ7

「はッ・・!」


勢いよく起き上がれば左肩が大きく傷んだ。

酷い汗と早い動悸に何度か深呼吸を繰り返していたら、目の前に差し出されたのはタオル。



「ずっとうなされてやしたぜィ」

「お、沖田隊長・・・」



かけられた声に少しびっくりしながらも、差し出したタオルを受け取って汗を拭い取った。

未だズキズキと痛む傷はかなり深く斬られたのだと嫌でもわかった。

聞き手じゃないからよかったものの、それでもやっぱり勘弁してほしいものだ。



「亮太は・・」

「隊士の看病してやがらァ」

「そうです、か」


亮太の無事を確認し、ホッと胸をなでおろしたのも束の間、沖田隊長は険しい顔で私を覗き込んだ。



「お前が相手していた輩、ありゃ天導衆だろィ。てめェ、奴らとどういう関係があるんでィ」


恐れていた質問に、ドキンドキンと嫌に心臓が音を立てる。

冷や汗が背中を伝う。


沖田隊長はまっすぐに私の瞳を見つめ、言い逃れなどできない気迫だ。



「沖田隊長は、どういう関係だと予想してるんですか?私が奈落だったって言ったら、私を・・殺しますか?」



口をついて出た言葉。

しかし、沖田隊長はびっくりするなんて様子も見せず、ただ淡々と答えた。



「ンなこたァとっくに知ってらァ」

流れ、変わったな→←救世主



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神阿(プロフ) - ☆MARIN☆さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!ご期待に添えますよう頑張ります! (2016年7月10日 22時) (レス) id: 3a209594c6 (このIDを非表示/違反報告)
☆MARIN☆ - 続編おめでとうございますっ!亮太くんも仲間入りして、より一層楽しみです♪更新頑張ってください^^   そして1コメGET! 嬉しいです★ (2016年7月1日 20時) (レス) id: 8824379efa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神阿 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kamiamatome/  
作成日時:2016年6月30日 18時

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