その夜2 ページ40
(侑side
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ビール缶の擦れる鈍い音と共に、俺のチームの勝利祝いを兼ねた小さな晩餐会が始まった。
二次会を断って家に帰って来ると、2人の粋な計らいで、少しのお酒と共におにぎり宮のネギトロおむすびとささみの焼き鳥、そしておつまみ用に枝豆とキムチが用意されていた。
侑「わ、分かっとる〜ぅ…」
治 A「フッフー」
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・
(1時間後)
侑「んでそん時の翔陽くんの顔が、ほんまに忘れらんないねんwwww」
治「フハハハwwwww」
A「はぁお腹痛い…笑
翔陽くん今度紹介してやwww 絶対おもろい」
侑「あぁほんま、言うとくわ〜(笑)
…あれ、今何時？」
治「1時半過ぎ」
侑「え、もうそんな経つ？」
A「ほんまや…そろそろ寝んとな。明日早いし」
治とAは明日の朝、新幹線で帰る。
俺もそれを見送りそのまま練習へ行く予定だ
俺も22にもなり2人がおらんくても寂しいと感じることはあまり無い。が、またすぐ2人の料理を食べたくなったり電話をかけてしまうんやろなとは思う。
・
侑「今日みんなで寝ーへん？」
A「え？」
治「なん？寂しいんか？」
侑「は？寂しくなく…なく…
たまには、えぇやろ？」
A「ふふっ…！せやな、そうしよか？」
治「せやけど、3人やと狭いんとちゃう？」
侑「A細っこいしなんとかなるやろ」
治「せやな」
A「3人で並んで寝るん、いつぶりやろなぁ。
ほんなら、私1番のりでもう寝るわ〜
おやすみ」
侑治「おやすみぃ」
(パタン)
…
「ツム、
「明日洗うわ。ゴミだけ捨てて…ってあいつ片付けせんで寝たな」
「フッフ笑、何気そういうとこあるよな」
「ほんまに(笑)…
なぁ、サム」
「なんや、ツム」
「Aの事また頼むで」
「おん、心配せんでもえぇよ」
治は真っ直ぐな目で俺を見てそう言った。
治は俺のライバルやけど、Aを俺以外に守れる奴がおるとしたら間違いなくそれは治やと思う。
だから俺は治としばらく合わなくなる前に必ずそうやってこいつに念を押すことにしている。
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「俺らも早よ寝よ」
「せやなぁ」
・
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兎海(プロフ) - さなさん» わ〜、（ ; ; ）楽しくよんでくださり、ありがとうございました！ (2020年6月30日 21時) (
レス) id: 7a66186871 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 完結お疲れ様です！毎日楽しく読ませていただきました！ありがとうございました(o^^o) (2020年6月30日 21時) (レス) id: 044cdc5137 (このIDを非表示/違反報告)
兎海(プロフ) - すみた先生さん» うれしいです（ ; ; ）読んでくださりありがとうございました！ (2020年6月30日 18時) (レス) id: 7a66186871 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつも楽しく、ドキドキさせてもらいました！ (2020年6月30日 17時) (レス) id: 3d497f3b24 (このIDを非表示/違反報告)
兎海(プロフ) - 東雲。さん» 本当ですね…汗 ご指摘ありがとうございます！訂正しました。 (2020年6月21日 8時) (レス) id: 7a66186871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎海 | 作成日時：2020年5月16日 23時
