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5話目 苑冠 宇夜_sideプレイヤー ページ5

「人が集まってる!あそこに行ってみようよ、ね?りおさん!」


 あ、もう黄昏時なのかー。時間が経つのって早いなぁ。なんて、場違いなことを考えてみる。今はそれどころではないし、一緒に遊びに来ていた兄さんと雪ちゃんを探すのが先決だろう。りおさんも一緒に探すのを手伝ってくれると言ってくれたし。
 でも一体全体何が起こっているの?気づけば人々は異常なほどに少なくなっており、天候もさっきまではいい天気だったのに、今じゃうっすら赤みがかかっており、黄昏時となっている。うーん、私には訳が分からないよ!脳がキャパオーバーしそう!
 とりあえず人の集まってる場所に私たちも集まる。他の人たちも、困惑した顔で周りの人と話していた。すると、突如狐面の少年(?)が語りだす。

「皆様いらっしゃいませ」

 彼は軽く会釈をする。きっと、彼は今からこの状況を、これからのことを説明するだろう。

「さて、改めまして...いらっしゃいませ。私は管理人の黄昏と申します」

 ここの管理人、ということなのかな?

「夕暮れの遊園地でゾンビを狩る__。
これが、目的でございます。
気付いている方もいらっしゃるかと思いますが...
ご自分の左手首にご注目ください。体表型カウンタで、このゲームの「討伐数」をリアルタイムでお知らせいたします。
 
 
 
 


目標は、全滅でございます。
あぁ、プレイ期間は無期限でございます。
どうか、死ぬ気で楽しんでくださいませ。」

 そこまで言うと背中を向け、歩き出す狐面の少年。何故か私は直ぐにその言葉を受け入れていた。けれど、そうでない者もいるだろう。その背中には、怒声や質問を投げかける声がたくさん向けられていた。
 とりあえずうるさいので離れておきますハイ。









__ゾンビと言われ、討伐と言われ、身体中の血が騒いだ気がした。

6話目 紅 落葉__sideプレイヤー→←4話目 黄緑 なな__sideプレイヤー



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- 更新しました。 (2022年1月28日 22時) (レス) @page7 id: 7248708266 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新します (2022年1月28日 19時) (レス) id: 7248708266 (このIDを非表示/違反報告)
ただのお茶 - ちょっと修正しました (2020年3月1日 20時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
ただのお茶 - させていただきました。 タイトル違和感あると思います。訂正して大丈夫です。(むしろして下さると…) (2020年2月22日 22時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
ただのお茶 - 更新させていただきいます (2020年2月22日 21時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリス@リア狂さん x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年9月30日 21時

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