少女と少年達 (ページ2)

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おはよう！ページ2

朝6時
いつも道理起きる。
着替えて、髪の毛整えて、メイクアップをして
今日はどの服にしよう？髪型はどうしようかな？今日はどんなメイクにしよう？
悩みに悩んだ末、薄ピンクの襟つき長袖シャツに、黒いプリーツスカート、白いレースソックスに茶色のローファー。
髪はおろして毛先をゆるーく巻く。
二重の中心は大粒ラメ入りのラズベリー色で目尻にブラウン、涙袋に細かいラメ入りの白っぽいアイシャドウ。黒いマスカラをつけてビューラーで睫毛をあげる。うすーいラベンダー色のチークをつけて、ラズベリー色のカラーリップを薄く塗って、最後にピンクのリップオイルを塗ってプルプルにしたら出来上がり！
その後は食堂行って、朝食作って、みんなを起こして、何も変わらない幸せな日常。
学校はみんな行ってない。
行きたくない。
理由は目や髪が生まれつき皆と違うから。
小学生の時は辛い思いをした。
だから学校には行っていない。
生活したりするためのお金は、幼い頃亡くなった父と母が残してくれた。
みんなもそうだ。
私と同じ境遇。
だから仲良し。
幼い頃からずっと一緒に居るから何でも分かる。
みんなが起きた。
朝食を食べよう。そして他愛ない話をする。今日は何をしよう。買い物でも行こうか。映画館に行こうよ。そんな話をする。こんな生活が幸せだ。
みんなで買い物に来た。みんなの父、母。私の父、母が残した財産は使えきれないほどある。だから好きなものを買おう。何を買おうかな。そんなことを考えながら店を回る。
あるお店の前で私の足が止まる。
そのお店のショーウインドーには15種類のネックレスが売っていた。銀のチェーンに宝石がついていた。宝石は偽物だが、宝石の色は私達一人一人のイメージカラーだった。
それを見た瞬間私は思った。みんなにプレゼントしたら喜ぶかな？そんなことを考えていたらいつの間にか15種類のネックレスを買っていた。そしてみんなのもとに戻った。
ms「ただいま！」
os「お帰りめぅ～」
ht「何買ってきたの？」
ms「ふっふっふ………………みんなにプレゼント買ってきた！」
kn「マジ！？何買ってきたん？」
ms「これ！」
そう言いながらネックレスを渡していく。
gr「これはネックレスか！」
ms「うん！うちらのイメージカラーだったから！」
そう言いながら私もネックレスをつける。
tn「命咲の色も有ったんや！」
ms「うん！みんなお揃い！」
そう言いながら笑い合う私達。
幸せな日々が続きますように…………………