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14. No side ページ16

「んじゃ、俺もう寝るわ。Aを部屋に運ぶから」

二階堂はそう言うと、Aを抱き抱える。

「んー、こう見るとAって女っぽいよな〜」

三月がそういうと、二階堂は顔をしかめる。

「…んじゃ、おやすみ。」


そう言って、二階堂は部屋を出ていった。

「…大和さんどうしたんだ…?」

三月は違和感を感じたみたいだ。

「…」

ナギは何かを察したらしい。


________


その時、二階堂は、Aをベッドに寝かせ、床で寝ようとしていた。

Aはろっぷちゃんのぬいぐるみを抱きしめたまま動かない。

「…っしょ…」

そして二階堂が寝ようとした…時。

「…大和さん?オレ、床で寝るから…」

Aが起きた。

「ん?お兄さん床で寝るから。客人はベッドで寝なさい」

二階堂がそういうと、Aはあからさまに不機嫌になった。

「…んじゃオレも床で寝る」

Aはそういうと、二階堂の布団に入る。

「はあ!?お前さん、寝ぼけて…って、寝てる…」

Aは布団を強く握っていて、二階堂がいくら動かそうとしても動かなかった。


結局一緒に寝た。

15. AKAE side→←13. YAMATO side



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作者名:真姫 | 作者ホームページ:「ねーよ、別に」  
作成日時:2019年10月3日 20時

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