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淳「Aちゃん!」


声がした方を見れば

にこやかに手を振る淳太さん。


本当に15分きっかりに戻ってきた皆さん。

と皆さん目当ての沢山の女の子、、。


大学で、望が人気なのは私も知っていたけど

美形が7人も集まると人だかりのレベルが違う。


一緒にシフトに入っていた子も

一瞬見とれていたみたいだけど

お店の前が軽く混乱状態でアタフタしている。


これ以上混乱したら困る!そう思って

『皆さんちょっとあっちに移動しましょ?』

と声をかける。

女の子たちの間を歩いていく。

皆さんが歩くだけでキャーキャーと上がる

黄色い歓声。

心なしか耳鳴りが…。

そんなことは、もう慣れているのか

全く気にしていない様子の皆さん。

照史さんにいたっては、


「あの、これ!」


照「ほんまに?ええの?
やった!」


女の子たちに

売り物の食べ物を渡されてる。

照史さんに食べ物を渡せた女の子たちは

頬を赤らめながら嬉しそう。

その様子を見ていると、流星と目が合った。

でも、その顔は相変わらずムスッとしてる。

謝ろうとしても流星の隣には望。

そんな状況で謝ったら茶化されるに決まってる。


『って、あ!』


大切なことを思い出して大きな声を出してしまった。

皆さんも私が大きい声を出したのに驚いたみたいで

視線が一斉に集まる。


『あ、すいません…
あの、皆さんはなんで今日ここに?』


淳「あぁ、それな
説明する約束やったわ!」


大「望が流星を誘ってん!
そのメッセージを俺が覗き見した!」

ドヤ顔でピースサイン。

そこドヤ顔するところじゃないよ、。

望の方を見れば、顔の前でごめんのポーズ。

絶対悪いと思ってないし。

智「しげが、スタッフルームで大声で
俺も行きたいって叫んでるから
なんや?と思って聞いたら
文化祭やって聞いて
俺も行きたなってしもうて…
ごめんなぁ、」

申し訳なさそうに眉毛を下げる神ちゃん。


照「それで、しげがバイトのグループに
文化祭があるって送ってきよって
楽しそうやなぁって
美味しいもんも食べられそうやったし!」


崇「でも、ほんまに魅力的な文化祭やったで!」


淳「ごめんなぁ、
今回は俺も行きたかったから止められへんかったわ」


うっ、そう言われたらもう何も言い返せない。


『楽しんでもらえたなら、、
良かったです、。』

・→←文化祭



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- パート2のコメント欄に間違い1つ指摘したので直してもらえたら嬉しいです (2018年1月28日 18時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
爽良(プロフ) - ☆星叶☆さん» ありがとうございます!これからも楽しみにして頂けたら幸いです! (2017年11月4日 22時) (レス) id: 54c654f956 (このIDを非表示/違反報告)
☆星叶☆(プロフ) - これからも頑張ってください !応援してます ! (2017年11月4日 21時) (レス) id: 5b8ad483ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爽良 | 作成日時:2017年11月4日 21時

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