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翔side
いつもどおりに準備しはじめると大泣きする。
ふみ
「ご機嫌が悪いですね、翔ちゃんがお休みだからとか？」
「そうだ、それだよ〜」
「にぃがお休みでも学校いこうよ」
雅「いや〜」
「もう、泣きすぎだって・・・
どうしようかな？今からだと絶対遅刻だしな、
お休みするか、
でも、まー今日だけだよ、いい？」
雅「にぃ〜」
お休みって言うと少し落ち着いた。
ふみ
「最近、翔ちゃんとの時間が減っていたから
さみしいのかな・・・」
学校へ欠席の連絡を入れた。
翔「まー、お休みにしたよ、もしもしだけしよう」
抱っこしたまま、聴診器をあてる。
熱も測ったけど平熱。
翔「大丈夫だね、着替えだけしよう」
雅「にぃ〜」
翔「は〜い、どうした？いるよ、まーと一緒にいるよ」
抱っこしているのに「にぃ〜」ってグズグズしている。
寝る時はオムツだから、そろそろ交換したい。
ふみ
「まーくん、お尻だけ交換しよう、
前みたいに赤くなったら困るもんね」
翔「そうだよ、にぃがしようか？ふみちゃんにやってもらう？」
雅「いい〜」
翔「よくないで〜す、ごろんして」
もうやってしまおうと寝かす。
雅「にぃ、だっこ〜」
翔「終わってからね、ほら、できたよ。
パジャマも着替えるよ」
パジャマを脱がせようとすると大暴れ。
翔「もう、パジャマでいいよ、
お着替えできないくらいだから、ちゃんともしもし
しないとだめだ〜」
ちゃんともしもしってきいて、また大泣きする。
雅「ちがうの〜先生だめ〜にぃよ」
翔「学校はお休みにしたよ、おうちがいいんでしょ、
どうしたのよ？」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年6月15日 6時
