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桜「お洋服も買ったことないぐらいで、ありがたい
です」
「潤ちゃん、愛されてるね〜。それにしても、おっきいね〜」
桜「見てくだいよ、すごい量が出てきますから」
開けてみると、出るわ出るわの宝箱状態。
「すごいね〜」
智「お土産に持って帰ってね、他にもたくさん
ストックあるから」
桜「翔先生もおすそわけリストに入れさせてもらいます」
「ありがとうございます(笑)」
智「もらってくれて、ありがたいよ。
量が多いよって言うんだけど、『私たちの
楽しみを取らないで、お世話になっている
方におすそわけしなさい』って言われてね」
桜「季節ごとに洋服や靴下や下着まで、
潤ちゃんのを買うお買い物がなによりも
楽しいらしくて。
和くんのママなんて『うちは潤ちゃんの
おかげで成り立ってる』なんて言ってくれて」
桜さんのスマホがなる。
どうやら送り主のおじいちゃんとおばあちゃんらしい。
テレビ電話にして潤ちゃんをに話しかけた。
潤「あっ、ばあば〜」
「潤ちゃん、もしもしがんばってきたの？」
潤「ふ〜ん、ちっくんいたたよ〜
おしりちゃんもねこわ〜の」
「でも、いい子にできたんでしょ。
ママから聞いたよ、えらかったねぇ、
じいじにも教えてあげるね。
ご飯は食べたの？」
潤「ごっさまよ、いくらちゃん、うま〜い」
「いくらちゃん？？」
いくらを食べてすごく気に入ったって
説明した桜さん。
「そうなの、潤ちゃんいくらちゃんすき？」
潤「うまうまよ〜」
「わかったわ、いくらちゃん送るから
たくさん食べてね、じゃあね〜
バイバイ」
潤「ばあば〜バイバイ」
「いくらちゃんも届くパターン？」
桜「届くと思います。『いいお値段するけど
潤ちゃんが食べるならいいわよね』って
二人で奮発してくれるはずです。
ついでにって別のものも送ってくれると
思います」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年6月15日 6時
