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テーブルの上にあるいくらを見て、欲しいって言う。
「食べたことある？」
桜「ないです、生ものはほとんど」
「食べ物のアレルギーはないよね？」
智・桜
「ないです」
「少しだけ、食べてみようか？いい？」
桜「ありがたいです、先生のいらっしゃるときで」
一粒、口へ運ぶと「うまい〜」って。
少しでやめるつもりだったけど、
「ちょうだい、ちょうだいよぅ」っておねだり。
「わかった、ごはんにのせよう、いくら丼」
潤「むぅ〜ごはん・・・」
「あれ、いくらちゃんいらないの？
パパとママと翔ちゃんで食べよう」
潤「いくらちゃん、潤ちゃんよ」
少しのごはんの上に少しのいくらをのせて、スプーンで
混ぜた。
口へ運ぶとすごい勢いで完食。
桜「潤ちゃん、すご・・・」
「潤ちゃん、あ〜んして」
ポテトサラダを一口。
潤「うまい〜」
だめもとでほうれん草と卵を一口。
潤「うまい〜」
食べられたほうかなと思って、智くんと
桜さんをみる。
桜「ありがとうございます、
すごく食べました」
潤「ママ、おしまい」
桜「うん、うん、潤ちゃんおりこうだったね、
お魚もほうれん草も食べてくれてうれしいよ、
ごちそうさましていいよ」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年6月15日 6時
