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「うん、そうしてあげて。排泄あったら
お手洗いでもオムツでも保管しておいてね、
確認するから」
智「せっかく、シャワーするしいいよ・・・
申し訳ないよ」
「いいから、置いといてね。医師の指示です」
智「・・・はい」
申し訳ないっていう智くんを一喝してお風呂へ
むかう。
広くて使いやすいお風呂だった。
シャワーを済ませて戻ると、潤ちゃんも着替えている
最中だった。
「ありがとう、広くて使いやすいお風呂で気持ちよかったよ、
潤ちゃん、起きたんだね」
桜「あれからすぐ目を覚まして、オムツに排泄ありました」
「痛がったりしなかった？」
智「『へんだよぅ〜』って言ったけど、スムーズだったと
思う、痛がったりはなかったよね？」
桜「痛がっている感じではなかったです、違和感がある
みたいな感じだと思います」
確認すると、しっかり排泄できている感じ。
「大丈夫だね、
『潤ちゃん、おはよう、嫌なことしてごめんね、
いたいいたいないかな？』」
潤「潤ちゃんのお尻ちゃん、さわっちゃだめ〜
おくすりしないの〜しょうちゃん、だめよ〜
変だよぅ〜」
「もうしないよ、がんばりました、
潤ちゃんのお尻ちゃん、さわらないからね」
「処置の後の違和感だと思う、しばらくすると
落ち着くと思うよ」
智「ありがとう、どうしても気持ち悪さは
残るよね、
でも、ご機嫌もそこそこいい気がする」
着替えさせてもらった潤ちゃんは、
クリニックで診察する時よりお兄ちゃんにみえる。
潤「ママ〜、ちょうだい」
桜「はい、お茶どうぞ」
お茶の入ったマグを渡された潤ちゃん。
潤「じゅーちゅ」
桜「もうなくなっちゃった、また、買おうね」
自分でマグを持ってお茶を飲んだ潤ちゃん。
桜「遅くなりましたけど、どうぞ召し上がって
ください」
テーブルに並べられた色とりどりのお料理。
「うわ〜すごい、美味しそう」
桜「お口に合うかどうかわかりませんけど、
うちの男子二人にも見習ってほしい反応でうれしい
です」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年6月15日 6時
