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「わかった、在庫確認するね、たぶん一台あったと思うから、
色々話しましたけど、他に気になる事ありませんか？」
桜「色々すみません、予防接種なんですけど、やらなくても
いいんでしょうか？」
「え？予防接種？」
母子手帳を見せてもらう。
やらなくてはならないものが3つほど残っている。
「やらなかった？できなかった？理由って聞かせてもらえますか？」
桜「・・・こんなに暴れたらできないって感じでズルズルと
やらないままで・・・」
智「気がかりだったけど、何回も聞けなくてさ」
「いや、これはアレルギーとかがない限りやらないと
だめだね、
これは、大泣き大暴れでやらないとだめなやつだよ」
桜「やっぱり・・・こちらでお願いできますか？」
「潤ちゃんが大変ですけど、これに関しては
譲れないので早めに予定を組みましょう、
なるべく、負担のないようにしたいんですけど・・・、
二人もつらいと思いますけど、すみません」
智「いや、謝らないで、翔ちゃんにやってもらえるだけ
ありがたいよ、ね、桜」
桜「ええ、やってもらえるだけでありがたいです」
「予定組ませてもらいます、採血もどこかでしましょうね、
あ〜俺、潤ちゃんの敵だよね、これ。
今年からは、智くんのインフルエンザの予防接種もね」
桜「パパもよろしくお願いします」
潤「潤ちゃ、ちっくん？ふぇ、ちっくん？」
「ちゃんとお話聞いてくれてたね、ありがとう、
今日はちっくんしません。
でもね、今度来た時ね、ちっくんするよ、
潤ちゃんが元気でいられるようにね」
潤「いや〜よ、いやらよう、だめもん、こわいよぅ、
ぱぱ〜まま〜おうち〜」
「すごいね、ちゃんと潤ちゃんは嫌だって言えるね、
翔ちゃんびっくりした。お話上手だね、
パパもね、ちっくん嫌いなんだよ、潤ちゃんと
おそろい。
パパに抱っこしてもらったままでもいいし、
ママでもいいよ。
一緒にいてくれるからね、
終わったら、潤ちゃんのすきなの買おうね、
ジュース？お菓子？」
申し訳ないと思いながら勝手にごほうびの話をしてしまう。
潤「潤ちゃん・・・ポテト」
「ポテト？ポテト好きなの？」
潤「おいしいの」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年6月15日 6時
