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でも、今日は智先生の手で遊んだり、顔を見上げたりして余裕が
ある。
潤「いっ、いたい、まーおしまいよぅ」
「潤ちゃん、強いねぇ〜」
潤「強くないぃ〜いっ、いたい、まーおしまいよぅ
さともおしまい、お願いしてったら〜」
智「さともお願いするの？」
潤「そうだよ、いたいの〜」
「潤ちゃん、うつ伏せになって〜」
潤「なんで〜？」
「う〜ん？智先生の足の上に寝転んで、パズルしてて」
潤「パズルしてもいいの？」
「いいよ、その代わり膝、曲げたり伸ばしたりしてもいい？」
潤「うん、でも潤ちゃんの嫌いなのする時は言ってほしい」
「約束する、ちゃんというよ」
大好きなパズルをはじめた潤ちゃんを見て、足を触る。
潤「あ〜ん、やだ」
「え？やだ？」
潤「なんかやだの」
「え〜やだの？痛くないでしょ？潤ちゃん、
それどこに置くの？」
潤「これね、ここだよ、痛くないけど〜」
今まで膝まで手がまわらなかった。
「そこか〜ちょっと、お膝クルクルするよ」
潤「それきらいよ〜きらい」
少しぐずぐずしてきたのを見て、智先生が気をそらす声かけ。
智「潤ちゃん、じいじともパズルするの？」
潤「うん、する。競争するの」
智「どっちが勝つの？」
潤「潤ちゃん、じいじ、パズルたくさん買ってくれるしね、
お散歩行って、お菓子屋さんも連れていってくれる。
ばあばはね、潤ちゃんのすきなの作ってくれるよ、
ご飯もお菓子もね」
智「シフォンケーキ、おいしかった？
いいな〜さとも食べたいな」
潤「おいしいよ、ばあばにお願いする、
さととまーと和先生のも」
智「ありがと〜」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年5月23日 10時
