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蓮「もう、ママ帰っていいよ」
蓮母「そうね、よろしくお願いします。
先生、飲み薬も吸入も入れてます。
最近、また、お薬いやいや病です、
耳のお薬はなんてもう・・・」
潤「わかりました(笑)
お預かりします」
蓮「言ったらダメ」
潤「二人ともお薬あるもんね、
お泊まりするから、寝る前に一回だけ
もしもししようね」
蓮「・・・ううん、蓮くんはしないもん。
しなくていい(泣)」
翔「翔ちゃんもいやだ(泣)」
潤くんの言葉を聞いて、ふたりともメソメソ泣き出した。
潤「どうしたの？二人して、大丈夫だよ」
翔「潤くんだよ・・・先生、来ない？」
蓮「潤先生じゃないとダメ、蓮くんね、
潤先生がいいの(泣)」
潤「潤くんだよ、そんなに心配しなくてもいいよ。
せっかく、お泊まりなんだから、楽しもうよ、
ほら、ママ心配で帰れなくなるよ」
蓮「大丈夫だもん・・・ママ、バイバイ」
蓮母「バイバイ(笑)」
潤くんがママを見送りに出てくれた。
あとでこっそり聞くと、
『最近、お薬をいやいやしているので、もしもしが不安に
なっているんだと思います、それと、喘息日誌もまた
白紙です』ってことらしい。
潤くんが「喘息日誌、この前の診察で約束したんだけどなぁ。
蓮くん、派手にサボるんだよ、翔ちゃんと違って」って
ぼやいていた。
二人は、安心したのか、なにやらとても楽しそうにゴソゴソ
している。
智「お〜い、夜ご飯、なに食べたい？」
翔「翔ちゃん、いい。ハンバーガー、食べたもん」
蓮「蓮くんも一緒」
二人の返事を聞いて、潤くんが頭を抱えている。
『食べてくれ〜』って。
あれこれメニューを提案して、やっとお寿司に決まった。
二人は、『少しだけ食べる』って潤くんに遠慮がちに宣言。
潤「食べられるだけ、食べたらいいよ、
潤先生、お休み中だからね」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2020年12月24日 9時
