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看「翔ちゃん、終わったね」
翔「ちょっと、待ってほしい・・・そ〜っとしてね」
看「そ〜っとしようね、そろそろ、パパの方、向いてて」
翔「あ〜ん、いやだ〜」
看「終わったよ〜痛かった？」
翔「痛くなかったけど、きらい〜」
智「すみません、お騒がせしました。ありがとうございます」
看「どうしたの？潤先生だとだめだったの？」
翔「潤くん、すぐ続きで〜って言うもん。だから」
看「先生、えらく嫌がられてますね(笑)
入院もありましたしね。
先生、翔ちゃんのことかわいくてしかたないんだよ」
潤「ちょ、ちょっと、だめだよ」
翔「え？でも、翔ちゃんのきらいなことばっかりするもん」
看「それは、翔ちゃんのことがかわいくて大事だからだよ。
いつも元気で学校行けるように考えてくれてるの、
潤先生とパパじゃないかな」
翔「・・・うん、そうだけど」
看「じゃあ、翔ちゃんまたね。お大事にね」
智「ありがとうございます、また、お願いします」
潤「少しだけお話ししておしまいにしようね」
翔「お話しだけがいい・・・お願い。何もしない」
潤「約束する。お話しだけね。
まだ、しんどそうだからお家でゆっくりしようね、
今よりもしんどくなることがあったら教えてね。
いつものシロップは、飲めるかな？」
翔「ちゃんと言う。
シロップも智くんとがんばる。でも、2回はいやだ」
潤「どうしてもの時は1回でいいけど、2回飲める時は
2回ね、朝と夜。
耳鼻科のスプレー、シロップに変えようか？」
智「スプレーのまま、やってみるよ」
潤「了解(笑)じゃあ、ハンバーガー行っておいで」
智「ありがとう、体調と相談しながらやってみるよ、
また、お願いします」
潤「翔ちゃん、またね、バイバイ」
翔「バイバイ、ありがと」
お支払いを済ませて、車へ戻る。
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2020年12月24日 9時
