行方不明・2 ～裏切りの砂人～【歌い手】 (ページ6)

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ス「さんじゅうにぃわぁ」そ「むにゃぁ……」ページ6

luzさいど。

助けて。

だれか。

いたい。

いたい。

苦しい。

いやだ。

死にたくない

生きたい

ま【あはは、あははははははは！】

狂ってる。

狂ってる。

事の始まりは、いつだっけ？

～遡ること数十分前～

l【はい、とりあえず二人の治療は終わったよ～】

志【サンキューな。luz。】

l【どういたしまして。】

α【あ"～、づがれだぁ～】

ク【ボクはぜんっぜんつかれてないよ！☆】

詩【何もやってないっすからね～】

ク【テヘ☆】

l【一応志麻くんもまふくんもしばらくの間はバトル禁止な。】

傷が開いたらダメだからねー

志【ウィス】

ま【ん……？】

そうこうしているうちにまふくんが目を覚ました。

ま【っ！】

まふくんは、志麻を見つけた途端、戦闘態勢に入った…

l【まふくん！あかん！しばらくは安静にしないと……‼】

ま【反逆者め！よくもこの天界からの使いに…！】

まふくんは武器を召喚させ、志麻くんに斬りかかった。

l【あかん！】

パシ！

なんとか鎌の刃を掴む。

これが真剣白刃取り？(違うと思う…)

ま【うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい‼‼‼】

まふくんが暴走している。まふくんは、たいせいをととのえて、言い放った。

ま【あはは、まずは誰から殺ろうかなぁ…ww…？】

鎌の刃先をぼく、志麻くん、α、クプラ、詩人さんの順番に向ける。

させない。

僕たちは素早く武器を召喚させ、構える。

α【やぁ！】

αが槍をまふの肩に突き刺そうとする。

が、

キン！

まふの鎌に弾き返された。

α【クソバーコードめ！】

αがまふに殴りかかる。

ま【げふっ】

α【私の握力30トン！】

【【【トン！？】】】

でも、これがまふの逆鱗に触れたらしく。

ま【殺してやる……！皆殺しに！シテヤル！】

赤い瞳をクワッとみひらかせ、みんなに斬りかかる。

l【α！急いでうらたくんとnqrseを呼んで！】

α【わ、わかった！】

そして戦うも、暴走してるまふにみんな負けてしまった。

そして冒頭に至る。

ま【あーあ、みんなってこんなに弱かったっけ…？
つまんないの。まぁ、いいや。さよなら。みんな！】

まふの鎌の刃が首にあたる。

あぁ、αはまだかな。

遅いな……

ま【じゃあ、バイバイ！】

死ぬ

その2文字しか頭に思い浮かばない。

ああ、もっと、もっともっと、

生きたかったなぁ……

起きていても仕方ないと目を静かに閉じた。

涙が溢れてくる。

ばいばい