行方不明・2 ～裏切りの砂人～【歌い手】 (ページ21)

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またまた続きだぜぃやページ21

うらたぬきさいど。

？「ーけてー！」

突然人の叫び声が聞こえる。

この声……

まさか！

そんな考えよりも俺の足は声の方向に向かっていた。

すると、目の前に現れたのは、

ヤンキーらしき人に連れ去られそうになっている坂田だった。

ま、まーしぃの勘やべぇな。

連れ去ろうとしているデカイやつの腰に一発蹴りを入れる。

するといとも簡単にそいつは体制を崩して倒れ込んだ。

う「坂田！」

と呼びかければ、

坂「うらさん！」

と坂田はひまわりをも上回る笑顔を見せ、タックルに近い勢いで飛びついてきた。

う「ぐぇ」

坂「うらさぁぁぁぁあぁ‼怖かったぁぁぁあぁ！」

おい、勘弁してくれ。

俺とお前の身長差考えろ。

でも、坂田は涙で俺の肩を濡らしてきていることから、よっぽど怖かったことがうたがえる。

尚更許せねぇな。

するとそこにそらるさんが合流してきて無言ででけぇヤンキーを踏みつける。

そ「よくも俺たちの仲間に手を出してくれたねぇ？オニーサン？」

ボス「ぐぇえ……」

う「ちょ、坂田。どけ。」

坂「あ、ごめんなうらさん、ぐすっ」

さてと。あとはあのチビを始末しねぇとな。

柔道経験者舐めんなよ？

チビ「ぼすぅー！」

う「くたばれ。」

ドッ

思いっきり投げ飛ばしてやると、そいつはあっけなく泡を吹いて気絶した。

貴『さ、さかたん！大丈夫⁉』

坂「うん、もう大丈夫やで！それより！Aにもりんご飴買ったから、あげる！」

とそいつはへにゃっと笑ってりんご飴をAに差し出す。

貴『あ、ありがと…/////』

う「はぁ…坂田の女装姿は可愛いんだからもっと用心しろよ……」

貴『もうくっついちゃえよ。(ぼそ』

う「お前も投げ飛ばしてやろうか？」

貴『あー、ケッコウデスーアハハー』

しません「ww」

う「おら、帰っぞ。坂田。」

坂「wwオンww」

しません「……ww」

貴『お前らも仲ええなぁおい』

まぁ、なんだかんだで夏祭りは終わったのだが……

坂「二度と女装しないもん……！」

と坂田が拗ねてしまった。

多分また女装するだろうけどな。←