109.私が一番知ってること ページ9
私の手の方が 近い位置にある
私の携帯を チラ見した後
私へと 視線を戻すキュヒョン。
その、顔・・・逆らえない。
「キュヒョンが、かけるの？」
KH「Aでもいいけど。俺が話した方が 手っ取り早い」
「・・どういうこと？」
KH「大したことないんだけど、とか
心配しないで？とか、俺の思う方向性じゃない方に
話をすり替えそうだから」
信用されてないもんだ。
・・というか、私のこと 分かられ過ぎてて 困る。
KH「きっと・・仕事中だよね、ナリヌナ」
・・そうか！出られないってこともあるのか！
そうだよ、もう１０時過ぎてるし、ナリだって
韓国内では有名な 一企業に勤めるOLさんだもの。
そう簡単に 私用電話に出るわけない！
私は大人しく携帯を取って キュヒョンに差し出した。
さっき覚えた暗証番号で ロックを解除し
ナリの電話番号を見つけたキュヒョンが
そっと 携帯を耳にあてる。
KH「・・もしもし、ナリヌナ？キュヒョンです」
しばらくして 話し始めたキュヒョン。
なんで 出れるん？
ナリ、仕事中じゃないの？
KH「ごめん。仕事中だよね？・・・あ！そうだったんだ！
俺、やっぱ日頃の行い いいんだ！ あ、ううん。
こっちの話(笑) 実はさ・・」
やや急ぎ目に 今の私の状況を話し出す彼。
シンドンさんの名前も 聞き取れて
みんなに迷惑をかけているな、と
改めて思い直していれば アラさんが
寝室に入って来て キュヒョンを押しのけ
ベッドサイドに 座った。
AR「全く・・話し声がするな、と思って来てみたら
病人のそばで 何の長話なの？」
「あー、ナリさんって 知ってるかな？シンドンさんの彼女の」
AR「うん。前のコンサートの時に ご挨拶させてもらった」
「そのナリに 私の様子を見に来てってお願いするみたいで」
AR「あぁ、なるほど。そういうこと(笑)」
「・・心配し過ぎ、だと 思うんだけど」
AR「あぁ見えて あの子、本当はすごく 優しいの。
毒舌キャラみたいに 言われてるけど(笑)」
「知ってる(笑)」
AR「そうだね、Aさんが一番分かってくれてるか(笑)」
押しのけられたキュヒョンは 部屋の隅っこで
私達の笑い声に 時々、振り返りながら
ナリとの会話を続けていた。
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miki(プロフ) - ひかり♪さん» そうですか？ありがとうございます！私の妄想の兄さんはこんな感じの人なんですが(汗)ひっそりを早く近づけて一緒に楽しんでいただきたいんですがなかなか進まなくてｼﾞﾀﾊﾞﾀしてます(泣) (2013年7月6日 20時) (
レス) id: 1b204763f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - 兄さん、いい味出してますね^^ひっそり〜と交わってきたような本編。わかっていても消えない想いに苦しむミンくん、皆に見守られて、それもまた辛そうで・・・ああ恋ってこんなだったかも〜と、共感してます^^ (2013年7月6日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございました！私の妄想の中のぎゅったんは優しくて心配性です（笑）可愛いって思ってもらえて安心しました〜♪ (2013年6月18日 21時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 心配性なギュ氏もかわいいですね^^ (2013年6月18日 14時) (レス) id: e7c178481f (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - ぎゅーてむさん» ありがとうございます！毎日遊びに来てくださってるようでとても嬉しいです！これからもがんばります♪よろしくお願いします<(_ _)> (2013年6月17日 8時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2013年6月5日 14時
