107.優しい約束 ページ7
AR「38度か・・結構あるね。薬は飲んだ？」
「うん。買い置きのを さっき」
AR「キュヒョン・・泊まってたんだね(笑)」
「あ・・うん。ごめんなさい」
AR「どうして 謝るの？(笑)」
「いや・・その。なんとなく嫌かな、と 思って」
AR「違うよ(笑)一人暮らしって 聞いてたから
あの子がいる時で良かったなって 思ってるくらい」
「・・本当？」
AR「私もね、海外に留学してた時に
風邪ひいて 寝込んだことあったの。
学校に来てないことに気付いた友達が
部屋に訪ねてきて、いろいろしてくれたけど
それまでの一人の時間が すごく心細かったから」
優しく笑うその表情は やっぱり彼と少し似ていて
私を とても安心させてくれる気がした。
AR「ただの風邪かな？どうしよう、病院 行く？
それとも今、動くの 辛い？」
「・・病院行くほうが 早く治るかな？」
AR「そりゃ、お医者様の薬のほうが 早く効くよ。
私で良ければ これから付き添うよ？」
「うーん・・熱さまし、さっき 飲んだし、様子見てみる」
AR「・・そう？」
「同僚が仕事終わったら 様子見に来てくれるって話だし」
AR「じゃ、その時 熱下がってなかったら、」
「うん。病院、一緒に行ってもらうよ」
必ずね、って また彼女は笑って
「母が いろいろ持たせてくれたから
キッチン、入らせてもらうね」
と、言いながら ベッドのそばから立ち上がった。
「お母さ、ま？」
AR「うん。キュヒョンからの電話、そばで聞いてたの。
私が行く、って言うのを 宥めるの大変だったのよ(笑)」
「・・そう、なんだ」
AR「病気の時に初対面なんて 辛いでしょ？いろいろ(笑)」
「・・うん。ごめんね。気を使ってもらって」
AR「全然！気にしないで(笑)」
良く笑う人だな、アラさん・・笑顔が、すごく素敵。
そんなことを、ぼんやり考えながら
彼女を見送れば、すぐ
キュヒョンが 寝室に入ってきた。
KH「38度もあったんだって？」
「さっきお薬飲んだし、大丈夫だよ」
KH「心配だな・・飛行機乗っちゃったら
しばらく 連絡できないし」
「もし 熱が下がらなかったら
ジミンに付き添ってもらって 病院行くから」
KH「絶対だよ。約束」
「うん。約束」
布団から出した手の 小指以外をそっと閉じれば
キュヒョンの長くて綺麗な指がそこに 優しく絡まった。
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miki(プロフ) - ひかり♪さん» そうですか？ありがとうございます！私の妄想の兄さんはこんな感じの人なんですが(汗)ひっそりを早く近づけて一緒に楽しんでいただきたいんですがなかなか進まなくてｼﾞﾀﾊﾞﾀしてます(泣) (2013年7月6日 20時) (
レス) id: 1b204763f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - 兄さん、いい味出してますね^^ひっそり〜と交わってきたような本編。わかっていても消えない想いに苦しむミンくん、皆に見守られて、それもまた辛そうで・・・ああ恋ってこんなだったかも〜と、共感してます^^ (2013年7月6日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございました！私の妄想の中のぎゅったんは優しくて心配性です（笑）可愛いって思ってもらえて安心しました〜♪ (2013年6月18日 21時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 心配性なギュ氏もかわいいですね^^ (2013年6月18日 14時) (レス) id: e7c178481f (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - ぎゅーてむさん» ありがとうございます！毎日遊びに来てくださってるようでとても嬉しいです！これからもがんばります♪よろしくお願いします<(_ _)> (2013年6月17日 8時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2013年6月5日 14時
