105.1年目の気の緩み ページ5
「ジミン・・なんて？」
KH「会社には報告しておくから ゆっくり寝てな、って。
あと、仕事終わったら、様子見に来てくれるって言ってた」
「・・迷惑 かけちゃうな」
KH「Aさ。昨日すでに体調良くなかったんじゃない？
俺が来たから、ちょっと無理したんじゃないの？」
「そんなことないよ、無理なんてしてない」
KH「どうして こんな日に、海外かなー」
「キュヒョン。早く宿舎帰ったほうがいいよ。うつしちゃう」
KH「大丈夫だよ、そんなに 軟じゃない」
「でも、」
KH「いいから。のど、乾いてない？それとも 何か食べる？」
「・・ううん、いらない」
KH「薬は？風邪薬とか頭痛薬とか 無いの？」
「あー・・食器棚の引き出しに 頭痛薬は入れてある。
たぶん、熱さましにもなるはず・・」
KH「持ってくる。ちょっと待ってて」
うちに泊まる時は必ず ベッドヘッドに置く携帯を持って
キュヒョンは 寝室を出て行った。
そういえば、去年は
風邪らしい風邪、ひかなかったっけ。
韓国に来て、一年。
気が・・緩んじゃったかな？
KH「・・うん、じゃあね」
どこかにかけ終わった電話を また定位置に置けば
薬の箱の説明書きを読みながら 枕元に腰かけて。
KH「ちょっとだけ 起きようか」
肩の下に グッと手を差し込んで、体を起こしてくれる。
当たり前の優しさに すごく男性らしさを感じて
私・・・不謹慎だな。
KH「はい」
はじき出した ２つの白い粒と
ふたを開けた ペットボトル。
「ありがとう」
薬と水を 口に含めば
姉さんに電話したから、って 頭を優しく撫でてくれる。
「・・え？アラさん？」
KH「うん。仕事の前に寄ってくれるって」
「どうして？」
KH「どうしてって、ジミンちゃん来るの
早くても夕方だよ？俺も11時くらいまでしか
一緒に いられないし」
「だからって、何も アラさんまで、」
KH「いいの、いいの。来るって言ったのはあっちだし」
「・・？」
KH「来てほしい、なんて 俺は一言も言ってない。
体温計って薬局じゃないと売ってないかな？って
電話で聞いたら、誰が熱あるの？って」
・・そんなこと聞いたら、そりゃ
何かあったの？って 聞いちゃうよ。
KH「それに姉さんがいられるのだって 昼過ぎまでだし
それから 夕方までは一人になっちゃうんだよ」
彼は 少し困った顔をした後
心配だな、って 笑って、また 優しく髪を撫でた。
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miki(プロフ) - ひかり♪さん» そうですか？ありがとうございます！私の妄想の兄さんはこんな感じの人なんですが(汗)ひっそりを早く近づけて一緒に楽しんでいただきたいんですがなかなか進まなくてｼﾞﾀﾊﾞﾀしてます(泣) (2013年7月6日 20時) (
レス) id: 1b204763f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - 兄さん、いい味出してますね^^ひっそり〜と交わってきたような本編。わかっていても消えない想いに苦しむミンくん、皆に見守られて、それもまた辛そうで・・・ああ恋ってこんなだったかも〜と、共感してます^^ (2013年7月6日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございました！私の妄想の中のぎゅったんは優しくて心配性です（笑）可愛いって思ってもらえて安心しました〜♪ (2013年6月18日 21時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 心配性なギュ氏もかわいいですね^^ (2013年6月18日 14時) (レス) id: e7c178481f (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - ぎゅーてむさん» ありがとうございます！毎日遊びに来てくださってるようでとても嬉しいです！これからもがんばります♪よろしくお願いします<(_ _)> (2013年6月17日 8時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2013年6月5日 14時
