121.お互いの隠し事 ページ21
「・・そうなんだ。」
それしか 言えなくて、まずは そう答えた。
なんて答えるのが 正解なのか
頭の中で 必死に考えてみる。
KH「でも、俺も。本当は
ソンミンヒョンに隠してること あって。
だから ヒョンのことは言えない。
実は お互い様、みたいな」
「本当は、その隠してることを ソンミン君に
聞いてほしいって キュヒョンは思ってるの？」
KH「・・俺から 話すべき話じゃない、と
思ってるから 言えないだけ」
ソンミン君に 何を隠しているんだろう？
自分から 話すべき話じゃない、と
思ってるってことは
キュヒョン自身に関する話ではなく
何かを知ってしまった、とか
そういう類のことなんだろうか？
だったらやっぱり ソンミン君の恋に
気付いてしまった、とか じゃないのかな？
KH「あくまでも 俺の憶測だから
自分から話すのは 違う気がするんだ」
「私には 話せない？ 私で良ければ・・聞くよ？」
KH「Aには 心配かけたくない」
「でも・・」
KH「大丈夫。本当に困ったら 話すし。
それに 隠し事してたって、ちゃんと 仲はいいから」
「・・・うん。」
KH「納得しきれてないかも しれないけど
今は 納得して？Aは 何も心配しなくていい」
言い切ったキュヒョンに 私は
それ以上 何も聞けなくなった。
仮に、キュヒョンが気付いていたとしても
ソンミン君とは 内緒にする、と 約束している。
私が迂闊に 彼の恋心について 話すべきではないし
キュヒョンの感じている 隠し事が
その話だったとしたら いくら流れだったとはいえ
私が知っていることに いい気はしないだろう。
キュヒョンが 何も言わない以上
私も 何も言わない・・・そう 決めた。
その後は その日の予定を少し話してくれて
頑張れ、って 言って？って お願いされて
時差の関係でこちらに着くのが
火曜の朝になることを 教えてもらって
電話を切った。
ソンミン君が キュヒョンに
自らの恋を 内緒にしてること。
隠し事をされている、と 気付いていて
それを切ないと感じている キュヒョン。
でも、二人とも 大人だから
仕事でも、私生活でも
話ができないままでも
同じ空間で過ごしている。
偶然とはいえ 知ってしまった私も
なんだか 切ない心持ちだった。
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miki(プロフ) - ひかり♪さん» そうですか？ありがとうございます！私の妄想の兄さんはこんな感じの人なんですが(汗)ひっそりを早く近づけて一緒に楽しんでいただきたいんですがなかなか進まなくてｼﾞﾀﾊﾞﾀしてます(泣) (2013年7月6日 20時) (
レス) id: 1b204763f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり♪(プロフ) - 兄さん、いい味出してますね^^ひっそり〜と交わってきたような本編。わかっていても消えない想いに苦しむミンくん、皆に見守られて、それもまた辛そうで・・・ああ恋ってこんなだったかも〜と、共感してます^^ (2013年7月6日 16時) (携帯から) (レス) id: eb66ac2e50 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございました！私の妄想の中のぎゅったんは優しくて心配性です（笑）可愛いって思ってもらえて安心しました〜♪ (2013年6月18日 21時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 心配性なギュ氏もかわいいですね^^ (2013年6月18日 14時) (レス) id: e7c178481f (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - ぎゅーてむさん» ありがとうございます！毎日遊びに来てくださってるようでとても嬉しいです！これからもがんばります♪よろしくお願いします<(_ _)> (2013年6月17日 8時) (レス) id: 31e1ff3501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2013年6月5日 14時
