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499.心和む時間 ページ24

YS「コーヒーでいいか?」
「いえ、もう注文は済ませてあります」
YS「なんだ、ごちそうしたのに。まぁ、入れ」
「失礼します」

中に入れば、テーブルの上には
マグカップが 一つ。

椅子に置かれた黒いバッグが 一つ。

YS「俺だけだからって、あからさまに がっかりするな」

そんなそぶり したつもりないのに。

イェソンさんという人は
人の喜怒哀楽に 敏感な人なんだな。

YS「俺だって 負けたくて負けたわけじゃない」
「・・・何にですか?」
YS「買い出しじゃんけんだ」

・・・あぁ。
それでこちらに(笑)

YS「キュヒョンは今 スタジオだ」
「そうですか・・」
YS「がんばってる。調子もいい」
「・・(笑)よかったです」
YS「神戸、来れそうか?」
「ハイ。もう 会社の許可もいただいてるので
頑張って仕事 終わらせて、必ず 行きます」
YS「そうか(笑)」

ジョンジン君が運んできてくれた
キャラメルマキアートに 口を付ける。

ホッとできる甘さに、そして
イェソンさんが知らせてくれた 彼の様子に
随分と 心が和んだ気がした。

YS「じゃぁな、A、ちゃん」
「ハイ、・・ジョンウンオッパ」

できたよ、の 声を聞いて
身支度をしたイェソンさんと さよならする。

次、日本で。
神戸で会うのを 楽しみに。

一人になった個室で 残りを楽しんだ後
私も店を出て 会社に戻った。





あくる日も
その あくる日も

淡々と 仕事をこなしていく。

彼から届くメールに 返事をして
ジミンと一緒に お昼を食べて
仕事を また進めて
部屋に 帰る。

次の週末には 荷物を準備しよう。

来週は。

ステージに立つ 彼に会える。

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past0216(プロフ) - とても今更ですが読みました!こんなにボリューミーで面白い作品は初めてでした!有難うございました! (2020年6月27日 2時) (レス) id: 03f62aec6a (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - yukiさん» お返事遅くなりすみません!思い出して読み返してくださってありがとうございます(^^)もう長いことこちらを開いてもなかったので続編とかまた考えてみますね! (2019年12月10日 15時) (レス) id: 35b302d19e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - mikiさん、こんばんわ。スパショでキュヒョンに会って、このお話を思い出して、1週間で全話読み直しました。(所々切ないシーンもありますが)全般幸せなお話でした。このお話の続編は予定なしですか??続きも気になります。また機会があれば、続編もお願いします。 (2019年11月9日 23時) (レス) id: f1f7d6a867 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - yukiさん» お返事遅くなりすみません<(_ _)>最初から読み直してくださったこと、ものすごく嬉しいです!そしてこうしてコメントくださったこともとても嬉しい!ありがとうございます<(_ _)>何か書けたらまたお知らせしますね! (2017年12月24日 23時) (レス) id: 4723f5a3ba (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - mikiさん、こんばんは。思い立って、一番最初から改めて読みかえしてみました。切ないシーンでは切ないし、幸せなシーンはにやけるし、ここ数日はとても楽しかったです。また番外編楽しみにしてますね(^^) (2017年12月5日 23時) (レス) id: f1f7d6a867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miki | 作者ホームページ:https://twitter.com/0203miki0228  
作成日時:2016年6月1日 21時

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