226.彼の来た朝 ページ1
週末の 朝。
彼が来る時間が 分からないから
平日と同じように目覚ましをかけて眠った 昨晩。
ベッドが少し 沈む感覚に
ゆっくりと 思考が戻っていく。
腰に腕が 乗せられた感覚。
少し、冷たい。
「・・・キュヒョン？」
KH「あ、ごめん。起こしちゃった」
「ううん。おはよう」
KH「おはよ」
「今 来たの？」
KH「うん。チケットをお持ちいたしました(笑)」
「フフ。ありがとうございます(笑)」
KH「お礼の キスは？」
身体を向けた私に そんな言葉を投げる
朝から甘い、いつもの声。
まだ少し寝ぼけてる私は、普段より 素直で
チュッと、キュヒョンの唇めがけて キスをした。
唇も ちょっと冷たいんだな、って 思って
緩く 胸にすり寄っていく。
「外、寒かったんでしょ？タクシーで来たの？」
KH「うん。また劇場行く時 来てもらう」
「朝ごはんは？」
KH「別に食べなくて 平気」
・・・知ってる。
ファンの人に差し入れしてもらったお弁当
ツイッターに UPしてるでしょ。
すごく 美味しそうで。
いっつも 笑顔だよね、キュヒョン。
「美味しいのが、今日も届くの？」
KH「また、チェックしてる」
「・・・。」
KH「もちろん、ものすごく ありがたいって 思ってるけど
ホントはAの作るご飯が 食べたいんだよ？」
「だったら、」
KH「でも、それより今は イチャイチャしてたい」
・・・ズキュン♪
甘すぎて、心臓 持たない。
KH「イチャイチャはAとしかしたくないから」
私を見下ろす瞳が 優しくて
髪を撫でつける指先が 少し温かくなっていて
額に寄せられていく唇に いつものように見惚れる。
KH「だから、くっついてて？」
「・・うん」
首元に腕を回して しがみついた。
ずっと。
このところ、不安だった気持ち。
日に日に 距離が近くなってて
触れられることを ものすごく欲してしまう自分を
なんだか 持て余してたんだけど。
キュヒョンの言ってくれた その一言が
私だけじゃ ないんだ
って、思わせてくれてるみたいに 心に響く。
首元に 彼のおでこの感触。
すり寄せられた前髪が、ちょっとくすぐったくて。
小さな幸せが、また 私の心に重なっていた。
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miki(プロフ) - あやぎゅさん» コメント、嬉しいです（泣）ありがとうございますm(_ _)m 待ちます、って言っていただけて逆にこれからも出来るだけがんばろう！って元気になれました！本当にありがとうございました♪ (2013年11月25日 22時) (
レス) id: ede77fa757 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - karinさん» ありがとうございます！出来る限り頑張るのでまた遊びに来てくださいm(_ _)m (2013年11月25日 22時) (レス) id: ede77fa757 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - あっちゃんさん» 真面目なんかじゃないんですよ(泣)これから忙しい時期に入りますし、最近こういう裏切り行為みたいなことが続いてしまって心苦しくなってしまったんです。ご理解いただけて本当に嬉しいです！できうる限り頑張りますのでよろしくお願いします！ (2013年11月25日 22時) (レス) id: ede77fa757 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - のこさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございますm(_ _)m 私自身この二人にはとても愛着があるのでできる限り長く読んでいただけるよう頑張りますね♪これからもどうぞよろしくお願いします！ (2013年11月25日 21時) (レス) id: ede77fa757 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - ももさん» ありがとうございます（泣）優しいお言葉に感動です。できる限り頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2013年11月25日 21時) (レス) id: ede77fa757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2013年10月26日 0時
