【続】相部屋って、誰得ですか…？

＊5 ページ6

JN「ふぅ〜ん、本当にAちゃんの彼氏なんだ？」


JK『………。誰？』



やだ、怖い…(泣



スピーカーフォンにされて
聞こえてくるグクくんの声が
明らかに低くて怖い…



JN「人に名前を聞く前に
自分が名乗るのが常識じゃないかい？」


JK『…チッ、はぁ、、俺はジョ…』
JN「僕の名前はキムソクジンだよ」


って、名乗らせようとしてるくせに
被せてくるんかーーーい！！！←



JK『はぁ？！(怒』


ですよね。うん。ですよね〜(泣
そりゃ色々と怒りたくもなりますよね…


JN『Aちゃんと付き合ってるって…
妄想は顔だけにしときな』


待って。←
なんか色々ツッコミたいけど…

まず、その名言かと思われるやつ
間違ってるからな！
あーの坊やの名言間違って覚えてるからな！



JK『…Aに代わってくれる？』


JN「はぁ？！ちょっと何彼氏感出して
Aちゃんの事、平然と呼び捨てしてんの？
まだ毛も生えてないような顔してまだ若いんだろ？おぉう？なんだ？犯罪か？逮捕案件か？」


いや、待って。←
それ逮捕されるとしたら私がですよね？←



「グクくん、ごめん。
なんか色々ごめんなさい…」


いたたまれなくて、謝ることしかできない



JK『なんで謝るの？
俺と別れてそのオッサンと付き合うことにしたの？』


「違っ…！！！」


JN「オッサンってまさか僕のこと？
そりゃ、毛も生えてない若造から見たら
このジェントルマンな僕がオッサンという
立ち位置になるのか…ならAちゃんなんて…」



ドンっ！！！！


それ以上言うな(睨


つい反射的に思わず床を殴ったら

オッパはビクっと身体を震わせて
ササっと逃げるように部屋の隅に逃げていった



「グクくん、違うの…
仕事でね地方に来たら天気が…」


JK『あぁ、だから覚えがあったんだ…』


「え…？」


JK『あの時の旅館ですか？』


「あ、うん…そうなの
それでまた部屋が空いてなくてね…」


JK『オッパ…』


「ん？」


JK『あの時の“オッパ”と一緒ってことですか？』


「…うん」


JK『今夜、一緒に泊まるんですか？』


「…はい」







どうしよう、、、

無言が続いて何も言えない…




JK『わかりました。もう切りますね』


「え…」


何も言い訳も出来ないまま
通話終了になっちゃって



どうしよ…


グクくん怒ってるよね…

どうして私、何も言えなかったんだろ…



これで別れるなんてヤダよ…(泣

＊6→←＊4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す