先輩方、それ、家でやってください。【Fuma.K】

なな ページ9

いや、普通に衝撃だったよね。

中学の時俺らはそこそこモテてた方だと思うけど、風磨はバスケに熱中してたから女の子に見向きもしなかったのに入学初日に隣の席の女の子に秒で一目惚れ？？え？？ほんとに風磨？？って感じで。




でもその後、後ろの席から2人をみてるとなーーんか楽しそうなんだよね。

だから風磨が楽しいならいっかって。



風磨は若干しつこいところがあるから、佐久間さん大丈夫かな〜って思ってたけど、戸惑いながらもちゃんと風磨の話を聞いてくれてるみたいだしこちらもなんだか楽しそうなので。




俺は相棒である風磨の恋を応援することにしたの。




それから2年が経って3年生になった今、Aは風磨のこと大好きだし風磨もAのこと大好きだし。

誰がどう見てもお似合いだよね。



それから勝利という可愛い後輩ができた。


2人に興味津々でちょっと面白い。

興味津々というか…若干勝利は引いてるけど。笑


そんな後輩を気にすることもなく、2人は今日もらぶらぶだよ。









「ふーま、今日の帰りコンビニ寄っていい？」




『いーよ？なんか買うの？』




「新作のコンビニスイーツ…食べなきゃ」




『ふは、また食べんの？いくら細いからってそんな頻度で食べてたら太っちゃうんじゃない？』




「その時は、ふーまも道ずれ」




『なんでだよ笑

買ってあげるから早く帰ろっか。』



「買ってくれるの？」




『ん。だから今日泊まってってね。』




「……はぁい」









泊まる泊まらないの話は2人の時にしてね。
後輩達聞いてるからね。

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