先輩方、それ、家でやってください。【Fuma.K】

じゅーいち ページ13

「健人くん、手首の調子どう？」




健「まだ微妙かな…でも来週の試合までにはなんとか治りそう」




『早く治せよ〜、お前がいないとやっば調子でねえわ』


そんな会話をしながら僕達の先頭を歩いている3人の先輩。
ちゃっかり恋人繋ぎじゃん、あーやだやだ…





そう、僕が健人先輩の代わりに出た試合。
奇跡的に相手校に勝つことができたのだ。


ほぼ風磨先輩のおかげなんだけどね。


でも僕もスリーポイントシュート入ったんだよ。すごいでしょ。



まあ、そんな僕よりもすごいのが健人先輩。

自分がプレーしている訳ではないのに外から状況分析をして僕たちに指示をしてくれたし、今の会話を聞いた限りでは来週の試合にはもう間に合うらしい。


すごすぎるよね。人種:中島健人ってか。


まあどうでもいいんだけどね、相変わらず今日の風磨先輩のA先輩に対する愛が熱かったよ。


今日は午前と午後で1試合ずつやったんだけど、1試合目が終わってお昼ご飯を早めに食べることになったんだけど

片時もA先輩から離れないの。ずっと手繋いでるしちょいちょいA先輩にあーんを要求してた。


A先輩も「恥ずい！！」とか言いつつやってたんだけどね。

終始2人の周りにはピンク色の甘ったるい雰囲気が漂っておりました…

そしてその横で何も気にせず黙々とお昼ご飯を食べる健人先輩…強すぎ…

現場の佐藤勝利からは、以上です。
このあとも引き続き、2人のいちゃいちゃをお楽しみください。。







『ねえA、あーんして』




「ねえ試合会場なんだよね、ふーまわかってる？？」




『わかってるけど』




「なら話が早いよね、恥ずかしいからやだ。」









『……あーあ俺1回戦頑張ったのになぁ』




「…、」





『ちょっとくらいご褒美欲しいなあ、ねえAちゃん？？』






「(無言で睨みつける)」





『んは、そんな顔したってかわいーだけよ？

ほら、早くしないとこの場でちゅーする』




「…それは、困るから、する」





『えーほんとに困るの？顔赤いけど？本当は嬉しいんじゃないのA？？』





「〜〜〜ぅるさい！！早く口開けて！！」




『はい俺の勝ち〜

Aちゃんほーんと可愛いね？食べちゃいたい』




「やだもうふーまうるさい…しかもこの体制恥ずかしい…」



『それ今更じゃん？ほんとかわいーの』








「んんっ…！」




『ふふ、ごちそーさん』





「ばか！！」



結局ちゅーしちゃう風磨くん。

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