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部活から幸村先輩の話へ ページ6

放課後

生徒２「ねぇ、東雲さん！東雲さんって、どの部活に入るの？」

「部活、ですか？」

生徒２「うん！いろいろあるよー。文化部だと、吹奏楽部に美術部、裁縫部とか。運動部は野球部、サッカー部、バスケ部・・・あ、あとテニス部も。」

「テニス・・・。」

生徒２「だって、切原君もテニス部だし。」

「切原君が？」

生徒２「うん。それにこの学校の王子様、幸村先輩は、テニス部の部長なんだよ！」

「ゆ、幸村先輩が？！」

生徒２「え？知ってるの？」

「は、はい。今朝・・・」

私は今朝の出来事を話した。


・


・


生徒２「・・・東雲さん。」

「は、はい？」

生徒２「もしかしたら幸村先輩、あなたに気があるかもよ！」

「え・・・え？！」

生徒２「だって幸村先輩、女子はたいてい・・・というか全員苗字呼びしてるんだよ？だけど東雲さんは名前なんて、絶対気があるって！」

「そんなこと・・・ないと思いますけど。」

生徒２「そーかな？」

「ほら、私って暗いですし・・・。こんな私より、もっと素敵な人ってたくさんいますから。」

生徒２「そんなことないと思うけどなぁ。」 ガラッ

生徒１「東雲ー。幸村先輩から伝言ー。」

「え？！」

生徒１「『今日の放課後、もし暇だったら、テニス部の練習に見学に来てくれないかな？』だって。」

「・・・。」

生徒２「東雲さん、行こう。」

「え？」

生徒２「幸村先輩のテニス、見に行こうよ！」

「は、はい。」

テニス・・・か。

今頃どうしてるかな・・・彼ら。

設定２→←職員室から教室へ、ＨＲ

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