立 海 車 椅 子 少 女

職員室から教室へ、ＨＲ ページ5

あれから、私は幸村先輩に職員室まで連れてってもらって、

今は担任の先生にいろいろ聞かれてる。

教室への道がこんなに長く感じたのは初めて。

先「じゃあ入るわよ。」

「は、はい。」

ガラッ


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生徒1「あれ。あの子、車椅子だ。」

生徒2「どうしてかしら？」

先「はい、静かに！今からＨＲ始めるわよ！まず、転入生の紹介ね。今日からこの学校に転入してきた東雲Aさんです。」

「よ、よろしくお願いします・・・。」

先「それでは質問がある人ー？」

生徒1「はい。」

先「はい、では生徒1くん。」

生徒1「どうして車椅子なんですか？」

？「おい！いきなりそんな質問することないだろ！」

「！！」

声がした先には、切原君がいました。

赤「わ、悪いな。こいつが変なこと聞いて。」

「い、いえ。あの、実は・・・」

この時、受け流しておけばよかったのに・・・

なぜか私は、前の学校のことを話してしまった。

生徒1「そ、そんなことが・・・。」

生徒2「ひどい・・・。」

赤「見損なったぜ、あいつらのこと・・・。」

「す、すみません。なんか、暗くしちゃって・・・。」

赤「いや、いいんだよ！お前のせいじゃないって！悪いのはこいつだ。」

生徒1「何だとー！」

赤「うぉっ！ちょい、やめろって！！」

その瞬間、教室は笑いで包まれた。

良かった、こんな明るいクラスに来れて・・・。

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