立 海 車 椅 子 少 女

別れの時 ページ25

幸村先輩は、少しだけ頬が赤く染まっていた。


顔が熱くなるのが分かる。


多分今、顔は真っ赤だろう。


でも、なんでかな？


光に告白された時より、ずっと嬉しいのは・・・。


「・・・喜んで。///」


そう私が言うと、幸村先輩は私を優しく抱きしめた。


幸「・・・ありがとう。絶対、待ってるから。」


若干震えている声で私にそう言った幸村先輩は、


頬に軽くキスを落とした。


幸「続きはAが帰ってきたとき、ね？//」


そんなこと、照れた顔で言われたら・・・


「・・・はい。//」


と、言わざるを得なくなってしまう。


その時、離陸時間を知らせるアナウンスが聞こえる。


幸「・・・またね。」


「絶対、歩いて戻ってきます。」


幸「うん。」


そう告げると、私は飛行機の中へ続く通路を進んでいった。


幸「さて・・・俺も行かなきゃ、大阪へ。」


彼がこう呟いていたことは知らずに・・・


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次は、財前の意外な過去が明らかに・・・！


あともう少しで完結です！

大阪　幸村ＳＩＤＥ→←空港

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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