【学パロ】好きです。だけど、ごめんなさい。【d!】【zm】

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そんな事があってから3年。

私ももう高校生で。

今日は入学式。

中学が一緒だった子は、親友の優奈ちゃんだけ。


そう思っていたけど、人混みの中で、

見覚えのある人を見つけた。



　『…ゾム、くん…？』

優「えっ、嘘！？ゾムくんここの高校なの！？」




※※※

優奈ちゃんは、ゾムくんの事が好き。

私も彼を今でも好きだけど、彼女の方を応援
したいから、あの日彼を振った。

今では、彼の事をもしかしたら私より知ってるかも？


今は、ゾムくんの事で相談相手になったり、
普通に楽しく遊んだり。


逆に、ゾムくんにも、恋愛事情の相談相手に
なったりしてる。

別に、ゾムくんにこの気持ちを伝える気は無いけど。

※※※

入学式が終わって、自己紹介をして。

クラスはゾムくんと優奈ちゃんと同じクラスで、
優奈ちゃんが嬉しそうにしていた。

休み時間になると、ゾムくんの方へ皆が集まって。

やっぱりゾムくんは人気者だなぁなんて
考えながらそれを外から眺めてた。


ゾムくんと私は小学校からの幼馴染みだから、
よくゾムくんが人気者だったのを見ていた。

告白されることも多くて、「なぁA!!俺、
告白された!!」なんて言ってたっけ。


そんな事を思い出して、一人くすくすと笑っていた。

すると、ゾムくんがこっちに気づいたのか、
「A!!」と言いながらこっちに手を振って
来たので、笑顔で振り返した。

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