【ジッキョウロンパ】実況者×論破パロ ② (ページ12)

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ジッキョウロンパー探索編ー希望のカケラ集め編－３０－てんてん編ーページ12

ーーーマーケット
先ほど、思い浮かんだものはなんだったんだろうか。
死神君やクロノアさん、トラゾーさんとお酒を飲んでる……？ような
でも俺はまだ高校生で、お酒なんか飲んだ事がないはずだ。分からない……。

少しの事で、もう大分痛み自体はないけど、一応、頭痛薬を持っていきたい。
本当に、数分前のあの死ぬんじゃないかと錯覚する程の痛みはなんだったんだ。
頭の中、一人で悶々と葛藤していると、もう目の前にはマーケットがあった。
俺はマーケットに足を踏み入れると背中にかつてない程の重さを感じる。
なんだ、これは。心なしか、どんどん頭が重くなっていくような感じが…
俺の髪の毛が別の色に見えてきたぞ……段々水色に……ん？水色？
立ち止まり、俺は後ろを振り向くと、そこにはてんてんさんの顔があった。

ぺ「うわああああああああああ」
て「おわあああああっ？！」
ぺ「いやいやいや、何してんの？！」
人が一人乗って居たらそりゃ、重たいに決まってるよなあ？！
なになに、この人、本当に何考えてんの、全然わかんねーんだけど？！
て「え、項垂れてたから、おんぶしてくれんのかなって」
ぺ「そんな訳ないでしょ？！」
て「ええ？！」
てんてんさんは、少しオーバーリアクションと言っても過言ではないくらい大きな声を出す。
ぺ「もーっ、とにかく降りて下さいっ」
て「ちえ、居心地よかったのになあ……」
ぺ「重いんですってば。」
て「はいはい。」
渋々、というように、俺の背中からようやく降りてくれる、てんてんさんだった。
というか、普通、こんな事しないでしょ、自己紹介の時からだけど、本当に分からないなあ…