【ジッキョウロンパ】実況者×論破パロ ② (ページ11)

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ジッキョウロンパー探索編ー希望のカケラ集め編－２９－Tつぐ編ーページ11

Ｔ「凄い唐突！？そうですね、一応、動画内でＫＣがボケて、俺がツッコむ感じで
　今までやってて、いっそコンビ組んじゃうかって……」
ぺ「そうなんですね、あれ、他の皆さんとは前からのお知り合いなんですか？」
Ｔ「全員、昔からの知り合いですね。ぺいんとさんはどうなんですか？」

なるほどなあ..みんな昔からの友達同士って事か、俺たちのグループも..え…あれ
俺なんで、いいなって一瞬思ったんだ。俺たちも同い年のはず、だよな？
トラゾーも、死神君も、クロノアさんも、みんな昔からの知り合いだよな。
リーダーの俺がみんなとの関係を間違うなんて、そんな訳ない。思い違いだろう。

ぺ「俺の所も同じ感じですね……あれ……。」
Ｔ「どうしたんですか？」
ぺ「あ、いや、何でもないですよ。少し頭痛がしただけです。」
極力、顔には出さないようにするが、ズキズキと痛む脳内。なんだ、これ…。
何かを思い出そうとすればするほど、この頭痛は酷くなっていく。
目の前には、酷く心配そうな顔をした、Tつぐさんだった。
Ｔ「大丈夫なんですか？あんまり無理はしないでくださいね。」
ぺ「勿論ですよ。すいません、ほんとに。また後で会いましょうか。」
Ｔ「そうです、ね。また後で会いましょう」

心配だな、と言う表情をしたまま、Tつぐさんは俺と別れる。
近場で何やら、ガサガサと音がしたような気がして、Tつぐさんか、と一瞬、振り返るが何もない。
フラフラとした足取りで、俺はホテル内部のマーケットに行くべく足を進める。