◎５２ ページ2
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少しずつ酔いが回ってきて、お酒が強くないわたしは目の前がぐらぐらしてきた。
いつの間にか隣に坐るジェミンくんの肩に頭を乗せちゃってたみたいで、離れようとしたけどグイ、って元に戻される。
お酒を飲むと頭が重くなっちゃうからたすかる……。
｢大丈夫？Aちゃん｣
｢ん、……ぅん｣
｢ねむい？｣
｢うぅん。まだのみたい、｣
｢もー、ダメだよ。｣
｢ジェミンくんのは、おさけ？｣
｢ちがうよ、俺のは普通にジュース。｣
｢だからいつもと変わんないのかぁ｣
冷やしてあげる、ってわたしのほっぺにグラスを当ててくれる。きもちい……。
｢ユジンさん、まだ飲むの？｣
｢ロンジュン、夜はまだこれからよ｣
｢……負けてらんないな｣
｢ふたりとも、あんま飲みすぎると良くないから程々にな〜｣
｢マークも飲も！！ね？｣
｢えぇ、？｣
｢ヒョン、今日ははめ外そう。せっかくの機会だし｣
｢そうそう。NCTで1番多忙なんだから気晴らしできる時にしなきゃ！！｣
｢そ、そうか……｣
｢ナイス、ユジンさん｣
｢酔ったマーク見たいし！！！！｣
｢下心しかねーな！！｣
……ユジン、楽しそうでわたしも嬉しいな。ゆったりした空気感でみんなといるの、しあわせだなぁ。
｢Aちゃん、おかわりする？ジュース？｣
｢ジェノや、Aちゃん結構酔っ払ってきてるからジュース頼んであげて。……ね？Aちゃん｣
｢……ほんとうは のみたいんだけど…、｣
｢…飲みたいなら飲む？潰れたら俺の部屋来ればいいし。｣
｢ジェノくんのおへや？｣
｢うん、そう｣
｢それもいいかも！｣
｢待って待って待って。断らなきゃ、Aちゃん！！｣
｢へ？｣
｢別に何もしないよ。介抱してあげるだけ。｣
｢本当に……、絶対に俺が守ってあげるからね。Aちゃん。｣
｢……？？？うん？ありがとう、？？｣
｢なーんにもわかってないね？そんなとろけた顔して。ちゅうしちゃうよ？｣
｢…ちゅう、……もうしばらくしてないなぁ｣
｢そうなんだ♡かわいいねぇ。ほら、ちゅーー｣
近づいてくるジェミンくんの、お顔。
ほんっとうに、綺麗な顔……。
｢ダメ。｣
｢…ぁぅ、じぇのくん…、｣
｢何？したかったの？｣
｢や、ぁの…、｣
｢ん？｣
わたしとジェミンくんの間に手を入れてジッと目を見つめられる。口は笑ってるけど目は笑ってない。
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あお - わわ、続きが気になりすぎる！最高に面白いです笑 更新待ってます！応援してます🤍 (2022年11月11日 10時) (
レス) @page3 id: 3e0bc6d4cf (このIDを非表示/違反報告)
リア - 早く続きが読みたいです❕楽しみにしてます。 (2022年10月30日 12時) (レス) @page3 id: e9e0e51681 (このIDを非表示/違反報告)
Umi(プロフ) - 続きみたいです！頑張ってください！！🔥 (2022年8月5日 10時) (レス) @page3 id: 47d23628ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zizi | 作成日時：2022年6月6日 2時
