◎２７ ページ27
.
部屋から出てきたジェノくんは相変わらずニコニコで、チソンくんはこっちを見てから少し微笑んでくれた。
｢Aヌナ｣
｢はい｣
｢僕とも仲良くしてくれますか？｣
｢〜〜っ！！｣
｢…どうかしました？｣
可愛い〜…っ！
ハグしてしまいそうになる手を抑えて、ジェミンくんの元へ行って腕をがっちり掴んでぶんぶん振り回す。
ごめんねジェミンくん…、
でもこうでもしないと衝動が抑えられないの！
｢ヌナ…？｣
｢わ、わたしも仲良くしたい…！｣
｢よろしくお願いします｣
｢こちらこそ｣
可愛いが止まらないチソンくんに、思わず腕を掴む力が強くなってしまったみたいで、
｢ねーえー、Aちゃん？痛いんだけど？｣
｢あ、ごめん…｣
｢こっちにしよ？｣
ぎゅって手を繋いでくれるジェミンくんに感謝して、チソンくんの可愛さを噛み締める。
｢チソンくんが、可愛くて…、可愛すぎてっ！｣
｢わかる！わかるよ〜、ゲームしてる時のほっぺ見た？ぷくぷく膨らませちゃってるの。｣
｢えぇ！そうなの？見てなかった…、チソンくん、それやって！｣
｢む、無理です！恥ずかしい…｣
｢可愛い〜！！！｣
ジェミンくんと繋がれた手をまたさらに握りしめてしまう。
｢でもAちゃんの方が可愛いよ？｣
｢何言ってるの？ジェミンくん｣
｢かぁいい〜♡｣
そんなやりとりをしているとき、ロンジュンくんのスマホから着信音が鳴り響いて、慌てた様子でロンジュンくんはベランダへ出た。
｢大事な電話かな？｣
｢さぁ？Aちゃんはナナとお話してよう？｣
｢僕も入れてください｣
｢チソニばっかりAちゃんを独り占めしないでね？｣
｢しないよ！｣
｢されたいのにぃ｣
｢こら！Aちゃんそんなこと言わないの！め！！｣
ジェノくんはロンジュンくんに呼ばれて、ベランダへ出て一緒に電話相手と話してるみたい。…なんだか困った顔してる。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1366人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
zizi(プロフ) - M氏さん» ありがとうございます！うれしいです(；；)これからもコツコツ頑張ります！ (2021年9月3日 17時) (
レス) id: 378018831e (このIDを非表示/違反報告)
M氏(プロフ) - とても面白いです(≧∀≦) この小説読んでると現実逃避しちゃいます笑笑 更新とても大変だと思いますが、ゆっくり頑張ってください！！楽しみにしています(*´ω｀*) (2021年9月1日 18時) (レス) id: ddd21ef981 (このIDを非表示/違反報告)
zizi(プロフ) - SFさん» こちらこそありがとうございます！レッツ現実逃避です！笑 (2021年8月25日 12時) (レス) id: 378018831e (このIDを非表示/違反報告)
zizi(プロフ) - 茉里さん» ジェノはスマート甘々なイメージなので、こんな感じにしてます！笑 これからもよろしくお願いします。 (2021年8月25日 12時) (レス) id: 378018831e (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです、、、すごく楽しませて頂いてます、、、！ありがとうございます！ (2021年8月24日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：zizi x他1人 | 作成日時：2021年8月20日 15時
