◎宿舎の朝 ページ6
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-Jeamin side
…今日は早起きできた。
JM｢〜♪｣
ふふん。スッキリ起きれた日は気分がいいな。…アメリカーノ、いれようかな。朝ごはんも適当に作ってあげよう。みんなの分。
ナナってば優しい。
目玉焼きと、ソーセージとトースト。
うん、素晴らしいサニーサイドアップ。
パシャリ。
写真を1枚撮って満足していると、
｢…ぉはよ…、｣
眠たそうに目をこすりながらリビングへやって来たA。…きみは、朝からほんとうに可愛いね？
｢…ジェミナ、いちばん？｣
JM｢うん、1番だよ。アメリカーノ飲む？｣
｢んーん、｣
JM｢ココア？｣
｢ほっとみるく…、｣
JM｢ん、了解｣
よしよし、頭を撫でてソファに座らせてあげる。まだしっかり覚醒していないAにホットミルクをいれてやる。
JM｢どうぞ｣
｢ありがと、｣
JM｢ご飯、食べれる？｣
｢！うん、作ったの？｣
JM｢作ったよ｣
キッチンからナナ特製サニーサイドアップをふたつ。
ふふ、目がキラキラしてる。可愛い。
｢わぁ…｣
JM｢僕も一緒に食べる｣
｢ありがとう、ジェミナ。いただきます｣
まだまだ眠そうなAはフォークでソーセージを食べて、おいしい、とひとこと。
｢………、たべないの？｣
JM｢んー？｣
｢ごはん、｣
JM｢食べるよー？｣
｢……ずっとこっち見てる、｣
JM｢気にしないで？｣
トーストをもぐもぐするA。自分が作ったものを｢おいしいね｣ってにこにこしながら食べてくれるひとがいるって、幸せなことなんだと、今改めて感じた。
…、やっぱりこの子は可愛いな。
どこからどう見ても、可愛い。
テヨニヒョンやドヨニヒョンが過保護に接してしまうのもめちゃくちゃ気持ちがわかる。
JN｢……、朝から見つめすぎ、ジェミン｣
JM｢あぁ、おはよう、ジェノヤ。｣
自室から出てきたジェノを横目で見て、おはよ、と挨拶してからまた黙々と食事をとるA。ホットミルクも冷めてきたみたいで飲みやすそう。
JN｢なんで起こしてくれなかったの、A。｣
｢きもちよさそうに寝てたから可愛くって｣
JN｢起きてAがいなかったからビックリしたじゃん｣
そう、ジェノとAは同室。
宿舎が決まった時に、ジャンケンで勝ったジェノがAとの同室をゲットした。
……まぁ、Aはよく誰かと一緒に寝ているし、同室得？的なものはあまり無いのかもしれないけど。
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作者名：zizi | 作成日時：2021年7月17日 2時
