僕らは変わらない YHside ページ41
・
A「…ね?
その頃…私、泣いてた?」
YH「…え?」
・
泣いてたか…?
そういえば…
泣いてる姿は見たことない
いつも笑って
僕が逆に元気をもらっていた
・
YH「いや…」
A「そっか…
だったら…辛くなかったんじゃないかな?」
YH「……」
A「それに比べて
今の私はよく泣くよね?
昔の私を見習わなくちゃね…^^」
YH「A…」
A「ねぇ…女って中に出されたことって
感覚で分かるんだよ?
それに、そのあとに避妊することだって
いくらでも出来る。
今はいい薬もあるんだから…」
そうなんだ…
知らなかった…
・
A「ズルいのは私だったのかも…
あえて…それをせずに…
ユノとの赤ちゃんが欲しかったんじゃ
ないのかな…」
YH「本当…?
本当にそう思う?」
A「ん…
きっとそうだと思う。」
彼女がそう言ってくれる
胸の奥のモヤモヤが
スーッと晴れていくのを感じた
・
本当の事は分からない
でも
今の君がそういってくれる
それだけで充分だった
・
泣いてしまいそうなのを
グッと我慢し、
YH「Aの話は…?」
顔を覗き込みながら聞く
・
A「話っていうか…
言いたかったことがあったんだ…
ずっと言いたかったこと…」
YH「…なに?」
胸がバクバクする…
・
A「もう一回好きになってくれて
ありがとう…
愛してるよって…言いたかったんだ…」
・
‘愛してる’
この言葉
もう君の口から聞けることは
ないのかって思ってた
それでもいいって思ってた
けど…
やっぱり最高の言葉だ…
・
YH「…ユナは?」
A「え?
子ども部屋…寝てる…」
YH「よし!」
僕はAを抱きかかえると
僕らの寝室へ急いだ
大笑いしている君
ねぇ…
僕らは変わらない…
なにも変わってない…
そう確信出来た
ありがとう
・
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じゆじ(プロフ) - 裕さん» 明けましておめでとうございます^^←今更(爆) コメもありがとうございます♪ところで…どうして、今日はこの作品hit数がアップしてるんでしょうか(笑)不思議です^^朝から通知も多いんです(笑)占ツクの七不思議… 。 (2014年1月3日 12時) (レス) id: a4e52df51e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ちょっと!じゆじさんっ!!今日見つけて読んだら…(ToT)ーっ!!新年から涙っ涙でっ…(TT)凄く良かったですぅ♪ (2014年1月3日 11時) (レス) id: ba362a1911 (このIDを非表示/違反報告)
じゆじ(プロフ) - mikiさん» こんばんは!コメありがとうございます^^初ユノ作品…読み返して頂けて嬉しいです^^ 大好きなんて…感謝 感謝です^^ (2013年8月30日 0時) (レス) id: a4e52df51e (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - こんにちは♪ じゆじさんのお話は最初から大好きでずっと読んでいます。特にこの作品はリピート率高いです^^こんなふうにゆのに愛されたらって・・・とても幸せな気分になれます。これからも楽しみにしています。 (2013年8月29日 23時) (レス) id: 45aa7ae271 (このIDを非表示/違反報告)
じゆじ(プロフ) - かーりさん» こんにちは~^^コメありがとうございます。そして、一気読みお疲れ様でした(笑)誠実ユノssiでした(笑) (2013年6月9日 18時) (レス) id: a4e52df51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゆじ | 作成日時:2012年6月10日 21時