TVfXQ†ユノ† 記憶の片隅

ずっと言いたかった　YHside ページ31

・


YH｢Aデートしない？｣


A｢え？｣


YH｢二人で行きたい場所があるんだ。｣


・


三人で暮らし始めて三ヶ月…


僕はAを誘った


A｢でも…ユナは？｣


ピンポーン…


・


カチャ


｢お邪魔しまーす^^｣


A｢健！｣


｢にぃに〜！！｣


ユナもよくなついている
Aの弟


・


｢俺がしっかり面倒見るからさ^^｣


A｢健が？心配…｣


｢覚えてないだろうけど
ユナが産まれた時から
俺すっげー面倒みてんだかんな？｣


A｢でも…｣


｢それに俺の彼女にも手伝ってもらうし。｣


・


タクシーに乗り込む


Aは心配しつつも
出かけるしたくを始めた


A｢どこ行くの？｣


YH｢ん？内緒^^｣


・


カラン…


｢お！いらっしゃい｣


僕が連れてきたのは
都内にある創作フレンチの店


ここにはAとよく来ていた


奥の…


いつもの席に座る


・


A｢美味しい！｣


YH｢良かった｣


そうだよね


Aの好きだったものばかり
頼んでおいたんだ


・


A｢あー…お腹が苦しい…^^｣


YH｢ぷ…｣


A｢あ…笑った…｣


YH｢ごめん ごめん^^｣


恥ずかしそうにしてる


だって…


君はここに来ると
いつもそう言うんだ


・


YH｢これ…｣


A｢…え？何…｣


僕がAに
差し出したもの


A｢ピアス…｣


小さな箱を開けじっと見ている


・


YH｢今日で…100日だね…
僕の彼女と奥さんとお母さん
いつも…ありがとう｣


僕が言いたかったこと


ありがとうって


ずっと言いたかったんだ


・


僕らとの生活を選んでくれた君に…


・

これからも…　YHside→←頑張る

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す