私の家 ページ26
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YH「さ、行こ?」
マンションのエントランス
思わず足が止まってしまう
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彼の申し出に
‘はい’と返事した私は
その三日後…彼のスケジュールが
空いている日に退院した
マンションはお母さんがいるだろうし
住所さえ教えてもらえれば
勝手に行くので…と言ったが
彼は譲らなかった
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A「私…ここに住んでたの?」
YH「ん?そうだよ?」
A「すっごい…セレブですね…」
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あははと大笑いしているユノさん
YH「Aの家だよ?行こ?」
・
カチャ…
胸の鼓動が速くなるのが分かる
パタパタパタ…
「ママ!!」
私の足元にしがみついてきた女の子…
この子が…ユナ
私の子ども
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困惑する私の横から
YH「ユーナ?
ママはちょっと疲れてるから…な?」
そう言いユナちゃんを抱きかかえた
・
私に見せるのとは違う
また違う優しい顔
この人…
きっと優しくて素敵なパパなんだろうな
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「やぁだ…ママ抱っこ〜…!」
私に向かって
腕を伸ばしている
…似てる…私に
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A「おいで?」
私も手を伸ばした
・
ぎゅ〜…
首もとにしがみつくように
抱きついてくる
あぁ…
きっとすごく寂しかったんだろうな
ごめんね?
私が忘れちゃったから
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せめてもの罪滅ぼし
この子に忘れたことを
気づかせてはいけない
うまくできるかは不安だけど…
今の私に出来る
精一杯の愛情をこの子に…
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A「ユナ?ただいま!」
「ママ…痛い治った?」
A「治ったよ?」
そう言うとニコーっと笑う
本当に可愛らしい笑顔
きっと…この子は私が何よりも
それこそ自分の身よりも大切に
していたであろう存在
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微笑みあう私たち
ユノさんはユナちゃんの頭を撫でながら
本当に優しい笑顔だった。
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じゆじ(プロフ) - 裕さん» 明けましておめでとうございます^^←今更(爆) コメもありがとうございます♪ところで…どうして、今日はこの作品hit数がアップしてるんでしょうか(笑)不思議です^^朝から通知も多いんです(笑)占ツクの七不思議… 。 (2014年1月3日 12時) (レス) id: a4e52df51e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ちょっと!じゆじさんっ!!今日見つけて読んだら…(ToT)ーっ!!新年から涙っ涙でっ…(TT)凄く良かったですぅ♪ (2014年1月3日 11時) (レス) id: ba362a1911 (このIDを非表示/違反報告)
じゆじ(プロフ) - mikiさん» こんばんは!コメありがとうございます^^初ユノ作品…読み返して頂けて嬉しいです^^ 大好きなんて…感謝 感謝です^^ (2013年8月30日 0時) (レス) id: a4e52df51e (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - こんにちは♪ じゆじさんのお話は最初から大好きでずっと読んでいます。特にこの作品はリピート率高いです^^こんなふうにゆのに愛されたらって・・・とても幸せな気分になれます。これからも楽しみにしています。 (2013年8月29日 23時) (レス) id: 45aa7ae271 (このIDを非表示/違反報告)
じゆじ(プロフ) - かーりさん» こんにちは~^^コメありがとうございます。そして、一気読みお疲れ様でした(笑)誠実ユノssiでした(笑) (2013年6月9日 18時) (レス) id: a4e52df51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゆじ | 作成日時:2012年6月10日 21時